新型コロナウィルスの影響で、大黒ふ頭に停泊中の"ダイヤモンドプリンセス"です・・・・
乗客も大変な目にあっていますが、オ-ナ-もクル-ズ運営会社も大変な損害を受けていますね
さてさて、ご存じの方も多いとは思いますが、このダイヤモンドプリンセス号はそもそも誕生時から
不運な運命を背負っていました・・・・
2002年10月1日、17時50分頃、長崎市飽の浦町の三菱重工業長崎造船所内にて艤装工事中のダイヤモンドプリンセスが火災を起こしてしまいました・・・・出火時に船内では約1000名の従業員が作業をしていましたが全員すぐに避難して怪我人などは出なかったそうです。出火場所は船体中央部付近で全14デッキ(甲板)のうちの下から5番目のデッキ付近から出火したと見られているそうです。
しかし施主であるP&Oに対する納入期限が2003年7月に迫っていたため、同時に建造していた2番船のサファイアプリンセス号を急遽、新「ダイヤモンドプリンセス」として改修し、2004年2月に7ヶ月遅れながらも納入にこぎつけたわけです・・・・・ですからこのダイヤモンドプリンセスは本来サファイフプリンセスの船体なわけなんですよ・・・・・なお炎上したダイヤモンドプリンセスは造船所の香焼工場に移されて焼損部分を完全に撤去し、サファイアプリンセスとして改修され2004年5月にデビューを果たしているという訳なんですよ~なんと悲運なプリンセス姉妹なんでしょうか・・・・・まるであの忌まわしいタイタニック号の姉妹船オリンピツク号の謎のようなお話ですね・・・・・ではまた・・・・