先に箱根登山鉄道の古豪たちの最後の活躍を、御覧いただきましたが、その後継の1000形から最新の3100形までの車輛達の活躍もご覧いただきましょうか・・・
1000形は1981年に登場したカルダン駆動方式の車両で、箱根登山鉄道と姉妹提携を結んでいるスイスのレーティッシュ鉄道にちなみ、「ベルニナ号」の愛称で親しまれています。
当初2両固定編成でしたが、2004年にモハ2200形を組み込んで3両固定編成となりました
2000形は1989年に登場した車両で、スイスのレーティッシュ鉄道の駅名「サン・モリッツ」にちなみ、「サン・モリッツ号」の愛称で親しまれています・・・
2両固定編成のS1(2001+2002)とS2(2003+2004)が活躍しています
2009年にレーティッシュ鉄道との姉妹提携30周年を迎えたことを記念し、第3編成をレーティッシュ鉄道の「グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)」の塗装に変更し、運行しています
3両固定編成のS3(2005+2203+2006)
2000形のS2(2003+2004)+3002とS3(2005+2203+2006)が小涌谷駅で交換しています
3000形「アレグラ号」は、2014年にデビューした新型車両です。デザインは小田急ロマンスカーVSE、MSEのデザインなども手がけた、『岡部憲明アーキテクチャーネットワーク』によるもので、箱根の雄大な自然を間近に体感できるよう、従来車両よりも大きな窓ガラスを採用したほか、車両側面に展望窓が設けられました・・・
彫刻の森~強羅間を走行する2001+2002+3001の編成です
急勾配を下って箱根湯本駅に到着する2000形+3000形を古豪のモハ2形108号がお出迎えです
3100形2連+3003の3連です・・・
3100形2両固定編成「アレグラ号」は、2017年にデビューした新型車両で、3000形1両との連結による3両編成での運行が可能で、輸送力増強が図られています