突然ですが、レサ900形をご存じの方って、少ないでしょうねぇ~
このレキ1形の改造で、冷凍装置を持った国内初の冷凍車がレキ900形なんです・・・
このモデルはかなり昔に、ヴェスタ-ビ-ゼさんから製品化されたキットを組んだものです・・・
木造の銀色に塗られた冷蔵車も素敵でしょ・・・そして扉廻りを中心にウェザリングを施してあります
この本は、RMライブラリ-の「国鉄冷蔵車の歴史」(上・下)で、ここに載っています・・・
これですね~で、このレアレアの冷凍車をなんとFABさんが製品化するそうです・・・驚きですね!!
以下はFABさんのウェブサイトからの転載です・・・
FAB “Gシリーズ”第一弾。「レサ」と名がつく車輌を作るのはレサ10000が最初で最後だと思っていたのですが、コレを作る気になった自分自身にびっくりです。レサ900はGHQ命で大量に作られた戦後の落とし子、レキ1が母体。1964年に在日米軍の要望によって4輌のレキ1が国鉄唯一の冷凍機付きボギー貨車、レサ900へと生まれ変わりました。私がこの貨車を知ったのは、30年以上前の「とれいん」誌に載った松本さんの記事で、英語表記にエキゾチックな印象を持ったものです。
レキ1のシルエットを保っているとはいえ、台枠以下と構体以外は一新され、一端はDGと冷凍機を収める機械室。床下に燃料タンクを装備し、台車はTR24ながら片押しブレーキでリーフが2列という他に類を見ない仕様です。常備駅は当初は東高島。1965年に横浜港に変更され、1966年には機械室屋根にベンチレーターを取り付け。製品はベンチレーター取り付け後の形態で、横浜港を発駅に、千歳、苫小牧、三沢、岩国や九州各地の米軍基地最寄り駅へ運用された時代です。
高速走行可能なレサ900はヨンサントオ以降も本線貨物列車に混成されました。冷蔵車の編成の中に2輌連結で東北本線を往く写真が浅原信彦氏の著書で紹介されています。この2輌は奥中山を越えた後に分割されて三沢と千歳行きでしょうか。米軍基地は幹線沿いの所在が多く、ベンチレーターがついた時代に蒸機もしくはDL牽引だったのは東北本線の盛岡以北と北海道、長崎本線と佐世保線だと思います。
なんとなんと、幌歌内が北海道で、SLを追いかけていた頃にはまだ、道内を走っていた可能性が高いんですよねぇ~おまけに、そのころの所属は横浜港駅なんですって・・・・いいですねぇ~
幌歌内は冷蔵車も大好きで、なんだかんだと10両近くのウェザ-ドのレ・レム・レキを所有しています
と言う事で、幌歌内も早速、予約のメ-ルを入れた次第です・・・
ところで、レサ900形を小型化したような、2軸冷凍車レ9000形というのもあったんですね~
レタリングが似てますね~FABさんついでにどうですか?インレタの一部は使えそうです(笑)