家族葬とエンバ-ミング | 幌歌内の気まぐれブログ

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昨日、少し触れましたが12月25日に、義母が88歳で永眠いたしまして、年末のこのあわただしいなか、本日無事葬儀が終わりました。我が家から徒歩圏の国道16号線沿いの磯子駅近くに

家族葬専門の葬儀式場がありここで、家族と極近しい親族のみでの葬儀を行いました。

こちらがその「ダビアスリビング磯子」で経営母体は「株式会社神奈川こすもす」で、ここ磯子の他に鶴見・川崎にも葬儀式場があるそうです・・・

規模も小さいため(最大100人程度)1日1組限定となるそうです

ステンドグラスが綺麗な控室です

家族・親族用の控室でこの手前に家族用のトイレ・バス・キッチンを備えたリビングもあります

こちらはそのリビングに隣接した和室で、宿泊も可能ですから、遠方からの親族が宿泊に利用出来るそうです・・・

花を多くした祭壇です・・・

こじんまりしていますが、素敵な祭壇です・・・

薄紫色の綺麗な棺桶です・・・各種選べるようです・・・

娘の未央が作った写真パネルです・・・

こちらは故人の歴史を忍ばせる構成です・・・

そして、こちらはマレ-シアでの故人です・・・

故人の好きだった音楽が流れ、家族と極近しい親族に見送られて天国に旅立ちました・・・

今回25日に永眠し、葬儀が30日と間が空きましたので、エンバ-ミングという処置を施術してもらいました、これは首の後ろの頸動脈を少しは切開して、動脈から血液を抜き、静脈からは防腐剤を注入して、内部からの腐敗を防止するもので、火葬が習慣の日本では、まだまだ普及していませんが、土葬が主流のアメリカ等では、かなり昔から普通に行われていたものだそうで

薬液のメンテナンスを行えばその効果を持続することが出来るそうで、ソビエトのレ-ニンや北朝鮮の金正日などがその例だとか・・・やはり効果は絶大で、6日経過しても、皮膚の色や艶等

まるで生きているかのような感じです・・・驚きました・・・

そして、久保山斎場で荼毘にふされて、我が家へ戻ってきました・・・合掌

それから、浄土真宗本願寺派の善然寺の御同師のお話しの中に、通夜や葬儀の場で「清め塩」を使う習慣は、死をケガレとみなし忌み嫌うことになり、哀惜の念をもって送ろうとしている大切な人を「ケガレ」とみなすことになり、命の尊厳を傷つけることになるとのこと・・・

我々は、こうした迷信や因習にとらわれず、すべての命を大切にする、たしかな生き方を歩まねばならないとお話が、心に残りました・・・