塩狩峠越えのC5787号機を仕上げる | 幌歌内の気まぐれブログ

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宗谷本線はC55牽引の長距離客車列車がかなり末期まで走っていたことで有名で、多くのSL


ファンが沿線各地に足を運んだものでした・・・その中で塩狩峠をDLの後補機付で登る姿にも


迫力があったものです・・・勿論C55のスポ-ク大動輪の躍動感に憧れてだったんですが・・・


そんななかで、末期にはC55に交じってこの旭川区所属のC5787号機も運行されていました


遠く本州から渡道し、一日一往復の列車を狙って頑張っていたのに、このC57が来てガッカリ


された経験をされた方も多いのでは・・・


そんな記憶からか、オ-ナ-のSさんはイモンのキットを特定ナンバ-機に某工房で仕立て


てもらったようです・・・そして実感味を求めてPCPフィニッシュを御依頼されました・・・



フィニッシュの他に、給水温器に洗詮口の取付、キャブにカ-テンの取付等を行いました



この特製品も素晴らしい出来栄えで、いじるのが怖いくらいでした・・・



ライト類はキャブ灯も含め点灯しますし、DCC仕様になっています・・・


ただDCC仕様機はDCCユニットの破損等の防止のため、当工房では一切通電を行わないた


め、動輪とロッドのコ-トが出来ず、残念ながらボデイのPCPブラックとの色の調和がとれない


ことになってしまいます・・・




保存機ぽい綺麗すぎる塗装ですが、上品な良い感じの塗装です・・・



黒が褪色すると、グレ-っぽくなりますし、泥汚れで下回りは白っぽく見えます・・・



現在保存機として走っている罐達はこんな感じの色合いかもです・・・



ジオラマに置くと一番判りやすいのですが、これぐらい彩度が落ちた黒灰色が風景には自然に


溶け込むものです・・・



お店のショウケ-スの販売品だとこの塗装の方が映えるかもしれませんね・・・



自然の中で、活躍する活きた罐だとこんな感じがやはり似合うとおもいます・・・


そうそう、ここでも使用している解放キャブ用のカ-テンのパ-ツなんですが、以前イモンさん


の原宿店でのみ販売している6000番代のパ-ツにあったのですが、今は品切れで、この前


制作した北海道形のキュ-ロクにも取り付けて良かったこのパ-ツが今度は一般パ-ツとして


発売が決まったそうです(僕が頼み込んだのが効いたのかな?)





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