お問い合わせはPINE CIONE PRODUCTS
ホ-ムペ-ジからお気軽にどうぞ
先日、常陸那珂港へ行ったお話しをしましたねえ~それから時々
港の写真も載せていますでしょ・・・で・・今日は僕のお仕事のお
話をしましょうねえ~
僕は、横浜の地元の総合建設会社に勤めている、土木のエンジ
ニアなんです・・・
小さな会社ですが、公共工事を中心に陸上土木・海上土木・
地盤改良・解体などなど色々とやっています・・・
http://kawamoto-kaihats.sakura.ne.jp/
僕は元々港湾土木が専門でしたので、昔からのネットワ-クで
俗に「船舶の保険工事」と言われている海上土木工事の営業
も行っています・・・
この写真が「防舷材」という港湾施設で、本船の接岸時にその
衝撃を和らげる役割をして、岸壁と船体を守ります
「保険工事」って?ですよね・・・簡単に説明しましょうねえ~
日本の港に入ってくる本船(国内外船)は全て保険に加入してい
ます、この保険は積荷・船体・第三者(施設)等、自動車の保健
と似ています・・・ですから本船が岸壁に着く時に異常接岸と言わ
れる状態になって、港湾施設を損傷させた場合に発生するのが
「港湾施設の保険工事」と言われているものです・・・
どこからオ-ダ-があるかと言うと、結構複雑なんですが発注者
は最終的には、船主(国内外の船会社)となりますが、僕が営業
しているのは、サ-ベ-ヤ-さんと言われる海事鑑定人(会社)
や国内のエ-ジェントさん(大手の倉庫会社・港運会社)です・・
サ-ベ-ヤ-さんは、保険会社・船主・港湾施設管理者(お役所)
やエ-ジェント・施工業者(工事のコスト)全ての調整をして、安くて
間違いの無い原状回復をコ-ディネ-トするお仕事をしている方達
なんです・・・
僕は、もう30数年前からこの保険工事をして来ました・・・小さい
工事は100万円未満のものから、大きい工事は数億円にもなる物
もあります・・・僕の所では公共バ-スでの保険工事が殆どです
ので、工事が大きくても小さくても官公庁への提出書類は大して
変わりません・・・
てな訳で、事故があると静岡港辺りから常陸那珂港位までは
飛んでいって現調を行い、見積をして受注に努力する訳です・・
写真は常陸那珂港北ふ頭に入港する、自動車専用船です・・・
事故とは全く無関係の写真です・・・
先日、の常陸那珂港の事故の状況です・・・大型の受衝板付防
舷材が脱落しています・・・
岸壁の一部のコンクリ-トも壊れています・・・これは結構金額も
行きそうです・・・
こちらは、やはり大型の受衝板付防舷材の保険工事の施工状況
ですが、この防舷材は重さが約6tもあり金額もフェラ-リ458の
新車価格と同じくらいなんですよ~
この手の防舷材は受注生産で、約2ケ月近くの納期が掛かります
こちらも上の写真と同じく、南本牧ふ頭です・・・
こちらの防舷材は受衝板は再利用でゴム本体のみ新規製品に
交換したものですが、それでも金額はポルシェ911カレラ位です
僕のところでは、この5月から戸建住宅用の無公害エコ地盤改良
工法の施工も始めましたので、こちらもご覧くださいねえ~