PINE CONE PRODUCTS ホ-ムペ-ジ
たぶん昭和46~47年頃ではないかと思います・・・
当時でもかなり有名な撮影地で、スイッチバックの
信号所がサミットになっており、本当に山の中の中
という所でした・・・
今でも当時の事は鮮明に記憶しています・・・
というのは、有名な常紋トンネルというのがあるの
ですが、これが断面が小さく曲がっていて長い上
に、建設当時囚人(思想犯が多かったとか)を使って
掘ったそうで、途中で沢山の囚人が殉職して、トン
ネルの内部壁の内側に埋められている?という噂が
まことしやかに囁かれていました・・・おお~怖
で、トンネルを歩くのが怖くて・・・山越えをしたので
すが・・・・(趣友のM君と2人です)
熊笹の獣道を歩いて行くと・・・向こうでガサガサと
いう音と、熊笹がわさわさ動きました・・・
ギャ-熊だあ~黒っぽい姿も見えました・・・
二人で転がるように獣道を下り、信号所についた
時は、汗だくでおまけに顔や腕は血だらけでした
熊笹の葉で切れていたんです・・・
信号所の方に説明すると「そりゃ熊だわ!立て看板
見なかったのかい?」そういえばあちこちに「沿線熊
注意」という立て看板がありました・・・・
信号所の国鉄職員の方は、どこかに電話して熊が
出たことを告げていました・・・そして・・・
「ここんとこ熊がうろうろしているんだわ・・だめっしょ
勝手に山登ったら・・・」
命拾いしました・・・
サミットに向かう補機9600と本務機D51の重連の混合列車
の客車から撮った写真です・・・雄大でしょ
トンネルを抜けて信号所に進入するD51牽引の貨物列車です
サミットを超えた補機9600と本務機D51の重連の混合列車
信号所に進入するD51牽引の貨物列車後ろに9600の
後補機がついていたと思います
石北本線ですから、キハ82系の特急やキハ58系の急行
そしてかなり編成の長い貨物列車や混合列車が結構観
られたと記憶しています・・・素晴らしい所でした