上海市民生局訪問と懇談
今回のツア-での一つのハイライトである上海市民生局との懇談。日本でいう厚生労働省のような福祉や厚生行政等を監督している機関である。
まずは、顔ぶれを見て、女性や若い人材を積極的に登用している印象でした。
日本の介護保険制度やケアマネジャ-のことなどに関心を持ち、当然ながら財政運用についての質問も多くありました。既にある程度事前に調べたうえで、確認の質問をし、発言者の信用度を確かめているような感じでした。日本の専門家チ-ムの方は基本的なことを聞くなあ?もっと勉強してほしいなあ?等と言っておられましたが・・・。
当局からの質問
・療養施設の介護型と医療型の区別はどうしているのか?
・ケアマネジャ-の役割と経歴は?
・認定審査会はどんな機関なのか?
・介護保険財政を削減してく考え方や基準は?
・介護保険制度で政府や市町村の権限の区別や違いは?
・利用者のサ-ビス選択はどのようにしているのか?
・事業者になるには特別な資格があるのか?また監査制度はどのようなものか?
などなど
当局からは、上海市では今回訪問する紅日グル-プや第三社会福利院が典型だと紹介されていました。