諫早市小江干陸地(②)のコスモスが発育不良との事で、その先の黒崎干陸地(①)に行きました。
①が諫早市高来町の黒崎干陸地、②が小江干陸地フラワーゾーン、②の近くに本明川下流域があり(➡)、ここでインターハイのローイングが行われました。長田中学校は我が母校です。
諫早湾干拓により陸地化した土地にソバとコスモスが植えられていました。この向こうは諫早湾干拓堤防内の調整池があり、そこに本明川が注いでいます。
諫早湾干拓地の向うは島原半島で、半島のど真ん中に雲仙普賢岳がそびえています。
中央には2m近い展望台が設置され、遠くまで見渡せるようになっていました。
やや霞がかった空でしたので、雲仙普賢岳や九千部岳などの山並みが水墨画の様に見えて幻想的でした。
帰りに小江干陸地フラワーゾーン(②)に立ち寄りましたが、コスモスは見られませんでした。ただし今回はこの向こう側に流れている本明川(地図の➡)の川辺に行くことができました。
フラワーゾーンの右の方に少し行って見ると、セイタカアワダチソウが群生している所があり普賢岳と共に撮ると、いい感じに撮れました。
せっかくだから、反対側の白木峰高原のある五家原岳と一緒にパチリ。コスモスの代わりとはいきませんが、北米由来の外来種の黄色い花もまとまっていると、なかなか良いですね。
セイタカアワダチソウの群生している所を進んで行くと、本明川の支流の深海川が流れており(川辺の風景が良いですね)、川に沿って狭い道があったので恐る恐る進んでみました。
すると、川幅の大きな場所に合流しており、ここが本明川本流の下流域(地図の➡)で河口近くであることが分かりました。
なぜなら川の下流の方を見ると、遠くに有名な諫早湾干拓堤防道路と排水門が見えました。
そして川辺には1000mを示す標識が立っており、この場所は今年行われたインターハイのローイング(漕艇)会場であった事がわかりました。
そこでネットに載っていた高校総体のローイング(本明川)の写真をお借りしました。まさに今年の夏、この場所で熱い戦いが繰りひろげられたことが分かりました(ネット引用)。
戦い済んで、今は「兵どもが夢のあと」となり、秋の涼しい風が川面を吹きわたって、すすきの穂を揺らせていました。
また、すすきの穂は穏やかな日の光を浴びて輝いていました。「猛暑の夏、高校生の熱い戦いの夏」のあとの爽やかな秋の日を楽しんでいる様でした。
さらに空の鳥たちもこの爽やかな短い秋をエンジョイしている様でした。
黒崎の干陸地のコスモスを見た帰りに小江の方に立ち寄ると、コスモスは全滅でしたが近くにセイタカアワダチソウの群生地があり、進んで行くと本明川の下流の河口付近にたどり着きました。そして、ここがインターハイのローイング会場で日本有数の練習場であることを知り、諫早市出身の私としては大変感激しました。諫早市出身と言えば、今年のドラフト会議でヤクルトに1位指名された中村優斗君は諫早市出身で、我々兄弟が所属した長田中学校の野球部の後輩との事で驚きました。怪我無く順調に育ってくれることを願うばかりです。
















