苦悩・・・・
表題に反して、古本屋は・・・・というより
当店は悩みが少ないです。仕事遍歴が豊富
とは言えませんが、いろいろやってきた中で
古本屋はシンプルでいいです。
そもそも、悩みとは主観であり、悩んでいる
当人の問題であります。得てして、ほかの人が
見たときに取るに足らない悩みだと感じることも
少なくありません。
仕事がシンプルかどうか考えるのも主観であり
複雑に考えようとすれば、いくらでも複雑に考える
ことができます。
1+1=2なのであり、1+1を1や+の由来から
考えても仕方のないことなのですが、ひとりでやって
いると、簡単なことも複雑に考えてしまう時があります。
できるだけシンプルに、できるだけスマートに
できるだけかっこよく、できるだけ無駄を省いた
仕事を心がけております。
そんな中、昨日、成穂堂さんにお邪魔いたしました。
成穂堂さんは私が古本屋の右も左もわからない時から
いろいろ教えてくださった師匠的なお方であります。
何ということもなく、脈絡もなく成穂堂さんの事務所で
お話させていただくのですが、話していると考えがまと
まったり、方向性が定まったりします。
不思議ですが、それが本の世界に長年おられた
成穂堂さんの地力のなせる業なのだと考えております。
数少ない悩みの一つは、優良在庫が増えないことで
あります。買取量の問題もありますが、量が多くても
低額販売の本が集まっても仕事としてはしんどい。
買取量がやや少なくても、優良な本を買い取れる
のであれば、そちらのほうがいいと私は考えております。
昔ほど、本は高く売れないし、量も出ないと古くから
古本に関わられているお店は言います。
新参者の私は、いまだに「本はこんなに必要とされていて
売れるのだなぁ~」と感じております。
このギャップがどの業界でもあると思いますが
新参者には新参者なりの勢いで、張り切って
頑張ってまいります。
どうか、清き一票、お願いいたします。
(選挙近いです。投票に行きましょう。)
