このところ、風邪やノロウィルスが流行っています。
気を付けましょうね
さて、先日の 高齢者とスクーターの交通事故 の折、
認知症の方の中には、交通信号を認識されていない方も
いらっしゃるのではないか? と思い、調べてみました。
医療機関や公的機関など、
いくつかの論文や調査結果が見つかりました。
そのうち、
財団法人 国土技術研究センター ( JICE )
から2009年12月に報告された
認知症高齢者の外出時の行動特性について - 国土技術研究センター
がとても有用です。 これによると、その実験方法は、
「 複数の認知症の方と伴に街歩きをし、
実際の行動を記録する。
さらに、視線を記録できる アイマークレコーダー を
認知症の方に付けてもらい、その記録を確認する 」
というものです。
それによると、
「 実際にアンケートやまち歩きの結果より、
赤信号で渡ってしまう、
左右確認をしない、
交差点に踏み出してしまう
といった行動が確認されている。 」
「 在宅サービスを支える介護保険制度が2000 年に制定され、
施設介護から在宅介護へと大きく政策が転換された。
また、介護保険法改正(2005年)により認知症対応のデイサービス等
を含む地域密着型サービスが導入されるなど、
住み慣れた地域での生活の継続が重視された政策が実施されている。
これらにより、今後在宅で生活する認知症高齢者は急速に増加する
ものと予測される。」
とされており、当然、認知症の方が交通事故被害者と
なる可能性は、急速に増加することが予想されます。
つまり、今後はこのような交通事故が起こらないような
街作りや見守りが必要と思われます。
自分も、これからは高齢者の方をお見かけした際には、
注意して見るようにしたい と思います。
ところで、この報告をされている
財産法人 国土技術研究センター は、
道路や河川、土木や建設などについて、
人や暮らしとの より良い関係 を築くために、
公平な観点から、
「 的確な調査・研究と政策提言を行うとともに、
国民にわかりやすく情報発信を行うことにより、
社会の要請と信頼に応えていきます 」
と謳っています。
たしかに、高齢社会における交通行政の整備は、
急ぐ必要のあるものの一つ、だと思います。
このような有用な行政の報告や提言について、
多くの方に知って頂くことも、
行政書士の大切な役割 に ほかなりません