おつきさまなにみてる★★★★☆ | パイナップル・マザーの日記

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天真爛漫で怖がりな娘(2歳)の成長記録です。

day22今日の絵本


おつきさまなにみてる

おすすめ度 ★★★★☆

なかじまかおり

岩崎書店

 

 


 平山和
平山和子

この絵本の、

赤ちゃんにとっての良さは、


繰り返し

かわいくてキレイな黄色のおつきさま

キレイな色づかいの背景

かわいくてほんわかキレイな絵柄

黒く躍動的で目立つねこ

ねんね推奨の内容(眠る赤ちゃんがでてくる&おつきさま主題)


などなど。

とにかく絵がかわいくてキレイでスッキリしているところがいいです。



逆に、

この絵柄のこいぬやことりを、

赤ちゃんが絵でこいぬやことりであると認知できるかどうかははなはだ疑問です。


しかし、赤ちゃんのころは絵の雰囲気が伝われば十分かとは思います。

大きくなればわかると思います。


個人的に素敵だと思うのは、

おつきさまが、星空をみているという発想です。


おつきさまも星空の一部、見られる側でしかないと思っていたんでしょうね、私は。


おつきさまにも星空が広がっているんですよね考えてみたら。

星空を眺めてすごすこともあるんでしょうね。


娘が成長しても、息抜きに読んであげたい絵本です。

ほっとする絵本です。


おつきさまではこちらの絵本の方が有名ですが、


こちらの絵本は、おつきさまの位が高いというか、

月の神の信仰的な、人間が月を見上げる感じがあります。


一方、おつきさまなにみてる、は、

おつきさまは、親しい存在です。おつきさまが上から人間たちを見守っているけれども、私たちはおつきさまの気持ちにもなれる、という…。

そして、おつきさまが星空を見ているエピソードでもって、スケールが宇宙規模で大きいです。


どちらかを選べと言われると難しいです。

「おつきさまなにみてる」は有名な絵本にひけをとらない良質な作品です。