消してく録画のマツコが懐かしい | パイナップル・マザーの日記

パイナップル・マザーの日記

天真爛漫で怖がりな娘(2歳)の成長記録です。


娘を得るまでの私には人生のイベントは親の死くらいしか予定されていなかった。


マツコ・デラックスに導かれて生きるんだと思っていた。

マツコは案外詳しいながらにマツコの知らない世界と謡われている火曜日夜の世界へ立ち寄りつつ、


いつものワインを飲んでいつもの通勤をして。


子孫繁栄の点ではマツコ・デラックスも私も同じようなものよねと

一方的に親近感を抱いていた。

実はマツコ・デラックスはただのおっさんであり、妻子もいるのではないかと私は疑ってもいるのだが。


親の死の前後に私自身がアル中で緊急搬送されるイベントが予想されていた。


死亡フラグしか立っていなかった私の人生に、誕生とか、生命とか命とか、国の宝とかいうものが舞い降りた。


生命力がすごい。

成長がものすごい。


赤ちゃんの存在に翻弄され、

ただ右往左往するばかり。


撮りためた録画を早送りして消去していたときに、

久しぶりにマツコの知らない麻婆麺だかなんだかを見たら、

かつて謳歌していた自由を感じた。


外食。激辛。


懐かしい。


戻りたい。

以前の生活に戻りたい。

酒が飲みたい。

海外行きたい。

酒が飲みたい。


娘の人生に親の死亡フラグや入院フラグばかり立てるわけには行かないので、戻らないが…。


マツコのみならず、子育てをしていると懐かしい思いをする。

記憶が蘇る。

若い頃の思い出が蘇る。

子供の頃、大学時代、幼稚園、学校、20代、30代、ランダムに蘇る。


そんなところにいる場合ではないのに。


 

初めはおいしいと感じたが、物足りなくなってきた。ワインの休日。

ワインエキス(ノンアルコール)が入ってて、かなり本格的な味だと思った。が、飲みなれると物足りない。

白ワインほどおいしい飲み物は赤ワインしかないと思う。

何言ってんだ…



同じようなものよねと書いたが、

生産性はマツコ・デラックスが格段に高い。マツコ・デラックスが支払った税金で何人の人を養い、何人の命を救っていることか。


私が子育てを終えた頃に、マツコは芸能界にいてくれるだろうか?