産褥期はまあ痛い。
腹筋があとかたもなく消えており、身体の中心がずたぼろなので、ミルクを作りに走るとき、おむつを替えた手を洗いに走るとき、沐浴のため抱っこしてかがむとき、ガタガタのマリオネットになった気分であった。
そんなとき産褥体操というものをやっていた。もとは入院中に暇すぎて(子供はひとつの部屋に集められて看護師がみていたため、授乳がために呼び出される他は暇だった)検索したのだ。
たいした動きではない。
楽すぎる。
最初は足首をパタパタするだけである。産後の入院生活を想定しているのか5日ほどかけてレベルアップするが、それもたいした動きではない。
こんなんで痩せるもんかと思って適当にやっていたのだが、
やっているうちに効果がでてきて悟った。
痩せることが目的ではない。
身体を正常な位置、動き、筋力に戻す体操だ。
骨盤がずれている不安を払拭し、思い切り走れる。
足腰が弱まっている払拭を払拭し、思い切りかがめる。
日常動作の不安を取り払って、鍛え直してくれるのだ。
あっという間に重くなる娘を抱えての育児が最たるエクササイズ、産褥体操は準備体操である。
結果的に痩せていく。
身体が歪んだり骨盤が開いたままだったりおしりが垂れたり、不恰好なスタイルになったりする不安も、払拭してくれた。
今からでも、いつからでも効くと思う。
騙されたと思ってやってみてください。
