2019/4/7:
3月後半は肌寒い日が多かったが、4月に入ってからは気温も上り調子☀️
自宅の里山では春の花々が咲き乱れ、野鳥の鳴き声も密となって今や春も深まった。今年は桜の花もナカナカ長持ちしていて、里山の春景色は実に賑やか、鮮やか🌸
ずっと引きずっていた体調不良からもほぼ解放され、そうとなれば足は自ずと川へ向かう...のだが、この日はあまり時間が無く、野暮用を兼ねてちょいと小国郷の川へ下見にやって来たのであった😊
AM10:30、何となくではあるが去年からちょいと気にしていた薄暗〜く妖しげな雰囲気漂う小滝に至る。
実際に滝を目の当たりにするのは初めてだったが、滝の規模ほぼ想定していた通り☝️落差は2段合わせて6-7mといった所か。ただ滝壺は思っていたより深く、広かった。いいねぇ💕
滝を眺めていると...何となくウズウズ...
下見のつもりではあったが...
うーん、そりゃあまあ竿とミミズくらいは(?)持ってきているよね😗
......
結局、我慢できずに早々に竿出してしまう...😅
特に実績は聞かないので、エノハがいるかどうか判らない滝壺...流す筋やタナを変え、オモリの位置を変え、重さを変え、ミミズの付け方を変え...何のアタリもないまま10分近く経過したが...
ふと、滝壺の奥底からユラーリと白い魚影が走ったかと思うと、ココンっとしたアタリ!
(°_°;)/
掛けてからはナカナカの慌てっぷりであったが...釣れてしまった。29cmのヒョロ長〜いエノハが💦
こりゃあ...アレだ、いわゆる源流の幽霊イワナならぬ幽霊エノハ(ヤマメ)っちゅうヤツだ💧長く餌をマトモに食っていないに違いない。
薄暗〜い滝壺で幽霊エノハか...そういえばさっきから何となく妙な視線や気配を感じなくもない...😨
何だかちょっとゾクゾクしながら、幽霊エノハには再び滝壺へお帰り頂いた💦しかし、そんなに痩せているなら、もっと早くミミズに誘われて出てきてくれても良さそうなもんだが...😅
さて、ここからが下見(?)の本番である☝️滝があれば、滝上が気になる体質のワタクシ...
危うくてトテモ書けない死ぬ様な思いの自主規制を経て、滝上へとやって来た。40分程掛かった💧
イヤ、装備も不十分でザイル1つ無く...久しぶりに危うくて...滝上に入渓後、冷静さを取り戻すと、お前安全第一だろ〜っ!自分に言い聞かせまくった。反省した😓
既に体力使いきった感があったが、とにかくここまで来てしまったからには本気で下見してみるのである😑
滝上をちょっと遡上して行くと、川幅の狭くなったゴルジュ帯が展開していた。
深場を抜ければ比較的歩き易い地形となったが、入渓方法がアレだったので、この地形、脱渓方法を想像するとチト気が重い💧
底石の少ない場所が多く、多少あっても川虫は少なく、あまり有望な環境とは感じないが...良さげなポイントがあれば、当然竿出さずにはいられない。
そもそもの関心は滝上に行けるのかどうか、滝上がどうなっているのか、滝上にエノハがいるのかの3点☝️そして滝上に至った今、最後のポイントを確かめれば下見(?)終了なのだが...
実は滝上にはエノハは先ずいない、と想定していたのだが...予想外に早く生息を確認して、任務完了である😮
ではあの滝を登ったのか?🤔100%断言はできないが、私見では滝の遡上はかなり難しいと考えるのだが...
となれば...本当のホンモノなのか?
ちょいと下見のつもりがナカナカの発見なのか?
駄目だ、やっぱりピンとは来ない...💧見た事無い様なもっと特徴ある魚体だったら判り易いのだが、100%の自信をもってこれぞ河川在来のエノハと断言はできない、です...😓
この日釣り上がった距離はごく短かったが、滝上にてチビエノハ3匹、アタリ数回を確認。
と、釣り上がっていてフト気が付いた。この場所、ちょっと信じ難いが...恐らくアブラメがいない💦
滝下にはアブラメがいたのだが、滝上では全く釣れず。気になって流れの緩い場所や岩陰に目を凝らして細かく見て回ったが...やはりいないっ😮どこにでもいる、あのたくましいチビっ子達の気配が全く無いのであった☝️
コレは専門家の見解でもあるが、滝が形成されて以降の長い長い時間の中で...まさか食べ尽くされた?エノハに?...いや、案外あり得るかもねぇ...😅
そうこうしている内に時間切れとなり、再び死に物狂いの自主規制を経て、無事に脱渓となったのであった💧良かった〜(^_^;)
九州北部、平地ではほぼ葉桜となりつつあるソメイヨシノも標高のある小国ではこの日まさに満開となりつつある😊
ちょいと下見をしに来たつもりが...急斜面を半ば滑落気味での滝上入渓にて、全身バキバキ...を、深〜く反省する春爛漫の午後😓
春の日差しはどこまでもうららかであった🌸










