2018/8/25:


今年7月から興味をもって調査を開始した筑後川在来のエノハ探しだが、専門家によるヤマメ、アマゴの分布状況調査への協力活動である事は記述しておきたい。


その点に言及しておかないと、以降の記事を上手く書き進められそうにない...😶


調査への協力とは言っても、私にできる事は釣りをしてエノハの脂ビレを採取し専門家に送る、それだけである。

(家の前の遠賀川水系某支流で釣れたヤマメ。遠賀川水系在来...ではなくて、私が調べた限りでは日田の養魚場由来と考えられる☝️)

  調査の目的は色々あるとは思うが、特定の水系にその水系在来のヤマメ、アマゴが今なおいるかどうか、という点では私の興味と合致した。

どうせ色々な場所を探索してみるつもりなので、そのついで、だ😗まあ、在来エノハの可能性については自分なりにも一応色々と真剣に考えてはみたが...


在来エノハ探索にはこういった経緯があるのだが、ただし...このブログ記事に記載される見解等はあくまで私個人の実体験に基づく考え、或いは妄想、ヨタ話と言うべきものあって...

専門家による科学的な調査結果とは何の関係も無い事を、誤解無きよう予め強調しておきたい🙇‍♂️


さて、今年はたまたま小国郷で筑後川水系探索をしているので、シーズン後半はとにかく在来エノハ探しを交えて小国郷探索に専念する事にしていて...ようやく8/25の話の続きだ。

その日の釣りはもう諦めていたが、暇つぶしに今後の入渓予定場所を巡っていた所、最終的にマイナーな某支流の源流域にある砂防堰堤上にたどり着いていた。

この場所に目を付けていた理由は、こんな所に放流する人はまずおらんだろう、という単純な想像以外には特に無い...😑
詳細は省くが、ここに至るまでにどうしても私有地に踏み入る必要があったので。この場所の探索は諦めかけたのだが...

たまたま土地の所有者の方に遭遇できたので、ここぞとばかりに目的を説明し...無事通行の許可を得る事ができたのだった👍

今思えば、これはかなりラッキーであった😊

しかし、堰堤上は大量の土砂が堆積して荒れ果てて...あちゃ〜コリャ厳しいか...💧が、よく見れば水は砂防下より遥かに澄んでいて、触ってみれば驚くほど冷たく...

水温はまさかの14℃ちょっと!😮

田の原川方面では20℃超えだったのに、そんなバカなっ💦
しかし川は釣りできる様な状態ではない...💧やっぱり厳しいか...

ちょっと下見だけのつもりだったが、せっかく運良く入れた場所なので、ここは駄目元でも時間ある限り釣り上がってみる事に☝️


どう見てもエノハの居そうにないチャラ瀬だったが、一応ミミズを流してみると...

まさかの...一発で釣れてしまった!そんなバカなっ💦魚の隠れる様な場所あるか?
しかも、パーマークの配列が何だかオカシイ...😶側線より上に偏っているというか...何か意味があるのか?


少し進むと一気に勾配が出てきて、正に渓流らしい様相が突然出現した😮
もちろん釣ってみらずにはいられない☝️脂ビレ採取目的の生息調査なので、もちろんオールリリースが大前提だ。

やはりいた!パーマークの形状やパターンは最初の1匹とはまた違う。見た事がある様な気もするが...
何かがちょっと違う気がする...そうか、この個体は背中の小黒点がほとんどない☝️その意味は...分からん(笑)


勾配が増して、水量も増してきた感じがするが、大岩ゴロゴロで遡行は結構大変だ💦これもまた想定外...
狭い源流域の沢なので、竿を伸ばすのも結構ツラい。自ずと狙うポイントも限られてくる。

しかし、小さなポイントでもやはりいる!これまたちょっとパーマークのパターンが違う😮

なかなか良いポイントも現れる。水に関しては目を疑う様な清浄さ、冷たさである。残暑の厳しい晴れの日だったが、いつの間にか暑さを忘れていた。

そして、もう当然の様に釣れた。サイズアップしても20cmちょっとだが、もちろんサイズなんて気にする必要もない。
これはパーマーク的には間違いなく、先の個体と同じ系統だな。


入渓地点こそ荒れ果てた光景だったが、この沢は...間違いない、ほぼ手付かずの環境が今なお残っている😮
実はこの日この沢でカワネズミ(モグラの仲間)らしき生物を目撃している。

今の所熊本県では準絶滅危惧種指定だが、個体数は急速に減少しつつあるらしい☝️見た目は正にモグラだったのだが、スーっと淵を泳いでいて岸辺に上がるとスルスルっと素早く岩陰に消えていった...

実際ただのモグラかもしれませんが...😗

何にせよ、まさか小国郷にこれ程環境の良い沢が残っているとは、私的にはもう驚きを超えた驚きであった。自然は私のちっぽけな想像力など軽く超えてしまうらしい😊

そして釣れるエノハは、パーマークの配列が、やはりオカシイ...💦

類似性を感じさせつつも、微妙にそれぞれ違う、そんな個体が次々出てくる😮
もう正直どうなっているのか訳が判らなくなりつつあったが...

この個体にいたってはヤマメなのかどうかを疑う程の奇妙さである💦
この日以降、この沢で見た個体群と今まで釣ったエノハの写真、ネットに溢れるヤマメ、アマゴの写真との比較を続けてきたが...

今までの所まったく同じ様な個体の例はついに見つける事ができなかった。

もしかして筑後川在来エノハの個体群に行き当たってしまったのか⁈と、正直かなり興奮したのだが...その点についてはやはりもう少し冷静に考えてみる必要があると、今は改めて考えている☝️


沢の探索はさらに先まで夢中で続けたが、環境の素晴らしさは変わる事なく続いた。沢の至る所で川の水よりさらに冷たい湧き水が豊富に流れ込んできていた💕
時刻はとっくに正午を過ぎていて、さすがに喉が渇いていたが、下見の予定だったので食べ物も飲み物も何も持って来ていない...

が、直感的にここの川の水は飲めるっ、と思ってゴクゴク飲んだがもちろん何の問題もなく、非常に旨かった〜😊

間違いない、ここは清い冷水が豊富に注ぐ湧き水の沢だ💖


細い沢であっても、エノハの生息に最適な環境であるのはもう確実👍とすれば、ずっとずっと昔からエノハが生息し続けていても何の不思議もないハズ...

まだ終わりません...💧

7-3につづきますσ(^_^;)