2018/6/10:


いつの間にやら梅雨入りである☔️家の前の川ではホタルの乱舞もピークを過ぎた。今年はまあまあの数が飛んでいたと思う🙂


子供達を連れてホタル見物に行くと、集落のじい様ばあ様に度々言われるのが「草むらに光が二つ並んどったら絶対手を出しちゃいけんけんな〜。ヒラクチ(マムシ)の眼やけん、手に食いつかれっぞ。ヒラクチの眼はホタルんごつ光るっちゃ〜」というご忠告...😗


というわけで、ホタル見物の際は皆さん光るマムシの眼にご用心を🐍



さて、6月に入りエノハ釣りもシーズンの折り返し地点。季節の進行が エノハの分布にどう変化をもたらすのか気になる事もあり、日曜早朝より3月に訪れた杖立川支流の北里川下流部へ再びやって来た。
一旦下流部を軽く再チェックして、それから魚止めとなる二俣滝から上を探索してみようという算段だったのだが...今回再びスケジュールの合ったG氏も同行する。

G氏もちょっと北里川探索には興味がある様だ。


が、しかし...3月とはうって変わってエノハの気配はカケラもない...😑水温は18.3℃。3月は10℃くらいだったか。確かにやや高めだが、まだまだ許容の範囲。とは言っても余りに気配がなさ過ぎて...
しかも川底には藻がはびこっていて釣り難い事この上ない。時折釣れて来るのはカワムツのみ...コレは嫌な予感が...するね明らかに💦

G氏に延べ竿ではアプローチの難しい淵をルアーでも攻めて頂くが...やはりシーンであった。
淵からちょっと上まで行ってとりあえずは一旦脱渓。結局エノハの気配はゼロのままカワムツしか出ず、であった...予想だが二俣滝まで遡行してもおそらく結果は余り変わらなかっただろうと思う☝️

というのも、これは3月の初探索時に思った事だが、北里川下流のエノハは恐らくこの区間で再生産したものではなく、杖立川本流からの越冬目的の遡上魚のみではないかと感じていたからである🤔

であれば水温の上昇等に伴いエノハは再び本流に降って本流上流方面に登り直すか、本流の深場に身を潜ませるかしたのではないか(二俣滝の滝壺の深場にもいるかもしれないが...)?

詳しくは解説しないが、そう感じたのは下記の3つが主な理由だ。

①杖立川本流との合流点から二俣滝までに魚の遡上を阻む堰堤等の高い落差が無い事。

②釣れたのもバラしたのもどれもが8寸をこえる良型ばかりだった事。

③チビエノハが全く釣れなかった事。

(北里川下流で3月に釣れたヒレピン抜群の美しい8寸強のヤマメ💕天然...ですよね?)

だとすれば再生産しているのは本流筋のもっと別の場所、もしくは北里川及びその支流のより上流部になるのではないかと考えは進むが...

ただ条件的に後者の可能性はかなり薄いと想像している😶もちろん実際確かめてみないと明確に言い切る事はできない...むしろ予想外の結果が出れば素晴らしいのだが...


今回はそれを確かめにボウズ覚悟で二俣滝から上を調査探索しようと思ってやって来たのであるが...滝より下流の再チェックだけで既に滝上でもボウズ確定の予感は否定できず...💧

今日は午前中で止める予定であるし...

やっぱりエノハの手応え無しは寂しいし...

せっかくG氏も同行しているのだから...

と悩んだ結果、北里川上流探索はまた今度にする事にして...🙇‍♂️


という訳で、そうと決まれば今回再び熟練G氏の引き出しに甘えさせて頂く😗

車でしばらく移動して、やって来たのは場所も川の名前も良く分からない様な僻地である。当然教えて頂いた場所について詳しく書く訳にはいかないのだが、小国郷のどこかで、であるからには筑後川水系のどこか、とだけは記しておこう...

雨のそぼ降る中、G氏の案内に従って、雑草に覆われた急斜面を半ばずり落ちる様に降って...ようやく入渓。コリャ独りでは絶対たどり着けんっ...正にそんな場所であった💦


入渓地点は細い里川といった印象であったが、しばし先へ進むと一枚岩中心の美しい渓相が展開した💕水量は少ないが、いや〜、良いですねぇ。こんな新緑映える渓にはやっぱり川萌えしちゃいますな、ワタクシ。ちなみに水温は17.1℃とやはりやや高め。

そしてG氏の引き出しの一つであるからには...当然の様に入渓後間も無くボウズ脱出である👍
かつてどうだったかはともかく、この場所で近年漁協による放流が無いのはG氏も確認済みで、リリースサイズであるが故に、これは嬉しい再生産の証し。素晴らし〜😊

G氏もこの場所に来るのは久し振りとの事で、昨年の豪雨の影響か?かなり土砂が流れたらしく深場が埋まっていたり、状況は少なからず変化していた様だが、先ずはエノハの生存を確認し二人でグーサインである👍
鮮やかな緑に包まれた美しい渓相が続く。傾斜は緩やかに登っており、水の流れも穏やかなものだ。この場所は平常時は水量が少ないらしく、良型の数が出始めるのは梅雨以降の水量が増した時期からとの事☝️

なので、まだ今回タイミング的にはちょっと早いのだが...


それでも無事、今回も大変美しい8寸に出会う事に成功した〜😊G氏はリバーガイドに徹していて、優良ポイントはほとんど私に釣らせてくれているのである🙇‍♂️
いや〜、コレは非常にビューティフル💖美しい天然エノハを育む筑後川水系の底力ここに有り、だな〜😳


引き続き渓相は抜群だ。さあ、もう余り言葉を費やす必要は無いでしょう...😌




と、ここで突然G氏の悲鳴が上がる💦何事かとびっくりしたが、原因はコレであった...写真中央におられるのは、まさしくこれぞマムシ様🐍
G氏、あの竹を取ろうとしてヤツに気付いたのであった。今にも飛び掛ってきそうで恐ろし〜😱

渓流でマムシに遭遇するのは去年の高瀬川上流以来だな💧という訳で、渓流釣りでもマムシにご用心である...


ちなみにG氏、以前この場所で崖からデカいイノシシが転げ落ちてきた事があったそうで😅幸いイノシシはそそくさと退散して行ったらしいが...さぞかし肝が冷えた事でしょうね...💧

と、そうこうしている内に再びビューティフルな良型だ👍同じヤマメでも色合いやパーマーク等、魚体がそれぞれに違うのがまた面白い所だ。


遡行するに内に切り立った岩壁は消え、しばし極端な藪沢釣りとなる。

写真中央辺りのG氏が見えるだろうか?💦ここまで木々に覆われる状況で竿を出した回数は私もまだそう多くない。前回もだが、この日も私は木々に仕掛けを絡ませて駄目にする事数知れずであった...😓

しかしG氏指導の下、仕掛けをどんどん短くして行き、どうにか木々をかわしながら再びこの日最後の良型を出す事に成功する👌永らく日陰に居着いていたのか、今度は黒くサビたヤツであった。

その後もうしばらく釣り上がり、まだまだ先はあるのだが正午近くとなったので脱渓。

いや〜、今回再びG氏には感謝である。北里川探索は後回しにしてしまったが、お陰でまた筑後川水系でのエノハ釣りの深奥に触れる事ができてしまった🙇‍♂️

スーパーリバーガイドありがとうございます〜😊


しかし先人に甘えてばかりもいられないので、次回から数回は未踏の新規区間開拓か、昨年からの続きを釣果度外視で取り組む所存。

シーズン折り返し地点、後半でどんな探索ができるか今からがまだまだ楽しみだね〜🙂