2018/3/11:


気が付けば蕾が一気に弾けた様で、庭の紅梅がほぼ満開。飛来したメジロが盛んに花の蜜をついばんでいた🐤


早くも春爛漫の感、啓蟄を過ぎてミミズもそろそろ這い出して来たかな、と思って近所に捕獲しに行ったら、多少は取れたが活きが今一つ。まだ冬眠から目覚め立てで寝ぼけ眼なのかな...💤



という訳で、前回に引き続き市販のミミズとブドウ虫を持ってAM6:30頃、杖立川本流にやって来た。折角だからちょっとだけ本流釣りの真似事をしてみたくて、6m竿に7mの仕掛けを付けて遠くの流れに仕掛けを投げてみたが......まあ、真似にもならなかった...💧
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ここからが本題☝️小国郷へ渓流釣りに行ってみようと情報を求める私の様な人間の大半が、きっとこのページ杖立川のポイント紹介を見るのではないだろうか?

最新の情報という訳では無いが、実に分かり易く簡潔にまとめてあり、かつ小国漁協管内の釣り場について必要十分な情報を今なお提供してくれる🙂既に多くの釣り人を小国郷へ誘ってきたであろう。OZEKI様に感謝です🙇‍♂️


今回私もまた誘われるがままに、小国町の簗瀬にやって来た次第だ。杖立川と合流点から支流の北里川の探索開始である☝️
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水温は杖立川本流も北里川最下流も10.7℃。国道の橋を過ぎて直ぐに素敵な淵が連続する💕既に雰囲気良し👍水はいわゆるささ濁りだが、案外これくらいが平常なのかもしれない。
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当然竿を出したが...一度だけ怪しげなアタリがあったものの、その後はシーンであった。下手なのは分かっちゃいるが、どうもこういう大場所では釣り切れんな〜😓


ちなみに、私も漁協の方に電話で訊いてみたのだが、件の釣り場紹介にもある通りこの北里川で漁協によるエノハ(ヤマメ)の放流は無い。

つまり「釣れれば天然\(^0^)/」???

漁協の方も「ヤマメ狙うなら他の川が良いと思うけど...」という感じだったが...さて、実際どうでしょうか?😗まあ今回は釣り以外にも別に目的があるし☝️


淵を越えると間も無く流木止めとなり、その後しばらく平瀬が続いたので底石をチェックしたら川虫は非常に豊富👍小魚も目に見えて多数で、水温、生物環境、共に良し😊1匹でも綺麗なエノハが見られたらまあOKぐらいの気持ちだったが...
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やがてちょっと良い流れがあった☝️餌はミミズで手前側の筋から1投目、真ん中の流心に2投目、奥側のカーブした筋に3投目...で、カツカツっときて仕掛けが止まる。即座にアワせたらズシっ!そこから魚は弧を描きながら勢い良く下流へ走って...💦
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以降パニック気味ではあったものの...バラさなかったよ👍ただタモに入れて岸辺に引き揚げた瞬間、0.4のハリスが切れて暴れた魚がタモからポロリ...😱

文字通りカエルの如く魚に飛び付く私...暴れる魚...アタフタしながらもようやくタモに入れ直して...
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スマートにではないが、とにかく釣れてしまった...29cm弱の泣尺ヤマメだ😮いや〜、良く引いた。3月上旬とは思えない体躯で、既に盛期の様な美しい姿だ。今回の目標達成と同時に自己記録まで更新してしまった💦

という訳で、釣れたぞ天然\(^0^)/


興奮を抑えて先へ進むと再び素敵な大渕に。淵頭に回り込んで竿を出したが、やっぱり何も出せなかった...😑
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淵は当然は遡行できないので、藪を挟んで右を行くのだが....路はなかなかに険しい💦

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淵を過ぎると支流との合流点、かと思ったら一時的に川が二股に分かれているのだった☝️路は...なかなかに険しい〜💦
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が、この辺りで2匹目、8寸サイズを出す事ができた😊魚体もやはり良いね!
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二股に分かれた流れは再び一つになり、しばらくは開けた緩やかな瀬が続いたが、それでもやはり、路はなかなかに厳しい〜💧もうくたびれた...
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結果から言えば、北里川下流域は渡渉困難な深場や押しの強い流れの箇所は多くない。

その一方で歩き易い平坦な河原といった場所もまた少なく、概ね大小の石がゴロゴロでどこまで行くか次第で遡行はそれなりにしんどい☝️
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さらにざっと見た限りでは気の利いた脱渓点もなく、無理な斜面直登や藪漕ぎを避けるとすれば川通しに戻るしか無い😓

実際に私も今回は確実性を優先して、最後は両脚がつりそうになりながらも川通しに戻った。が故に、全くの初心者の方にはちょっとオススメはし難い...


しかし、今回はタイミングが良かったのか?エノハは当たれば良型でこの美しさだ😍
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こいつも良く引いたな〜。25cm弱👍うーん、素敵な尾ビレだ。


分かり難い写真だが、左奥にかなりの高さの支流の滝が😮あれ?あの支流はどこで合流していたんだろう?何故か合流点に全然気付かなかったな...???
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そして右手にかなりやばい状況が見えてきていた...💧


節理露な切り立った崖が、上方から大崩落を起こしていた😱右側竹藪沿いに川が流れているのだが...怖くて近寄りきれん💦というより近寄ってはいけない。
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安全な距離を確保しつつ、恐る恐る川の状況を確認したが、流れが埋まって分断されている訳では無かった。いつ崩落が起きたのだろう?

来る前に滝見屋さん等の情報もかなり調べて来たのたが、こんな大崩落の情報は無かったよなぁ💧


最早釣りどころではない気がしたが、一応崩落箇所よりちょっと手前辺りで...
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またまた非常に綺麗な8寸ちょっとのヤマメを出せた👍これで4匹、全て8寸以上と完全に望外の釣果である。ちょうど家族人数分で釣りはもう十分。ここで納竿とした。


竿を畳んでから崩落箇所迂回の為に右手の竹藪の中を抜けて、上流側から改めて見たらこの状況。一応今の所一旦安定はしている様だったが、大き目の石片がいつ転がり落ちて来てもおかしくない。今後来られる方はどうか最大限のご注意を🙇
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時刻は既に12時を過ぎていた。もう少し先の魚止めとなる場所を確認して昼食休憩を取り、辛い辛い川通しの下降を経て、無事に探索終了となった😌

体力的には非常にきつかったが、美しい良型エノハに出会い、サイズ記録も更新して言う事無し。

良型エノハを育むこの川のポテンシャルを実感できたのが、何よりの収穫である(これが重要)😊


さて、これがもう一つの目的、落差20m程のその名の通り北里川本流が二条に分かれて落水する二俣滝😮大崩落箇所を越えて直ぐにこの滝に至った。非常に勇壮で均整の取れた美しい滝であったが、アプローチの困難さ故に小国郷の中では未だマイナーな滝と言える(遠望可能な場所はあるらしい☝️)。
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滝壺は非常に広く深そうであったが、その大きさ故に流れが長く滞留する為か、水は濁りを増す様だ。種苗を繋ぐ滝壺の主が居れば良いのだが...🙂

滝壺前の岩場に座っておにぎりを頬張っていると、崖の木に立派なヤマセミが飛来して暫し囀った☺️

滝壺の魚でも狙っているのかな〜、とじっと見つめていたら、さあっと冷たい風が吹いた瞬間にヤマセミは滝に向かって滑空し、流れ落ちる水の前で一気上昇して瞬く間に滝上へと消えた。