昔私はよく
仕事が休めると
ある異国の島に遊びに行っていました。
友人もいるので
長い休みの時は
それこそホームステイさせてもらって
それはそれは
若かりし日々をエンジョイしていました。
ダイビングして
公園散歩して
カフェ行って
スーパーを散策したり
プールで泳いで
またはプールサイドでまったり。
年4回くらいは行っていたかな。
友人宅は
ローカルたちが住む
丘の上にあったのですが
ここに泊まると
いつも変なことが。
朝起きると頭から肩まで
ベッドからはみ出てるんです。
朝微妙なバランスで
起きます。
そして
毎夜
金縛り。
特別怖くなかったから
良かったのですが
帰国後1ヶ月も
金縛りが続いて
もしや
連れてきた?と
怖かったので
盛り塩したことがあります。
ある時
友人の子供🧒が
私が泊まっていた
お部屋の枕を指差して
「ママ、あそこに目があるよ!!」
と怖いことを
言うようになったと
連絡があって
私が泊まっていた時
金縛りを
疲れているせいだよー
って笑っていた友人も
今度こそ信じたようで
ジャングルの中にある
泉から
聖水を汲んできて
まいたそうで。
随分前の話ですけどね。
この島はたくさんの戦没者が出た
ところです。
沢山の人が
飛び降り自殺をした海も
ダイビングではスポットになっています。
透明度が
スコーンと抜けるようにある
海中は
空を飛んでいるようだし
海中から空を見ると
蒼く深くキラキラ光って
世にも美しい光景が。
実は
プルメリアの花の香りが
私の脳裏に
過去の記憶を
強く ズルッと
フラッシュバックさせたのです。
そう あの島です。
こちらではフランジパニと
呼んでいますが そこここで咲きます。
よく匂いを嗅ぐことはあっても
特に強く場所を
思い出す事はなかったのです。
色々な場所で 嗅いできたとは思いますが
今回は
暑くて美しくて懐かしい
あの島。
いつも金縛りにあってしまうけれど
強く惹きつけられて
何度も訪れた島。
今どうしているのかな。
ちょっと連絡してみました。
今は
私も海外在住の身なので
なかなか
気軽に旅行は行けず
行っても 休暇の都合上
ausから日本、そこからまた海外、日本、ausと
大騒ぎな旅になってしまうので
凄くご無沙汰しています。
最近は年一回
近況報告くらいで
なかなか会う事ができない友人
ですが
やはりコロナの影響で
ロックダウンのようでした。
全て落ち着いたら
フラッと行ってみたいな。
夕陽が美しくて
平和で
小さな島です。
今度は
きちんと
要所要所で
戦没者慰霊碑には
心から
手を合わせて
敬いつつ
旅をしたいなと思います。
大人なのでね。
