雨が上がり 石に囲まれたロックスは
空気もひんやり、
身体の芯まで 寒さが入り込むような
そんな日曜の夜でした。

ホテルでエステのお仕事を終えて気づいたら20:30。
お腹が空いたので急いで外へ。
いつもの観光客で賑わうロックスと違って
人が少ない。
雨だったしね。日曜日だし。

ま、早く早く お腹すいたし。
一人で食事なんて 気にしません。
がっつり行こう!
元気よく
デザートまで平らげたあと
またホテルへ。10分ほどしか歩かない距離ですが
暗いし 人もまばら、っていうか ほぼいない!
でも 満腹感で すっかり 私 忘れていたのです。
ロックスって 幽霊出るんだよね。
ん〜。。。
そういえば ね。
さっきまで仕事に集中して
 頭はすっかり 100パーセントシゴト!
ふと我に返ったら 怖いかも。
でもまあ近いし。
寒いから早く帰って お風呂🛀が待ってる!
足早に歩くと
あるドアにぞろぞろと数人のグループが入っていきます。
わいわいがやがやの
いつものグループではなく
まるでお通夜のような静けさで。
なんじゃこの 異様な人たちは。

あっ。
看板出てた。
シドニーゴーストツアー。。。
あったよね。そんなの。
聞いたことしかないけど。
このひんやりの 空気。
静けさ。
今日のお客さんたち 
さぞや怖かったのでは。

それを見てしまった私。
人がいないのは 
まず犯罪に巻き込まれないようにしないとなので
そこで怖さがあったのです。まず。
でそこへ ゴーストメンションでございました。
改めて気づいちゃった感じ。
それはもう その後
一人で宿泊する ホテルライフが
怖くなる!間違いない!
ロビーには 人がいない。
誰ともすれ違わない。
なんでだ~!

気をとりなおして
お湯をためて 
はひーー。やっぱり湯舟です!

しかし なかなか寝付けず
うとうとしては
物音で起きる!
物音が!多い!
人じゃない。
なんだろう。ただ
疲れていたので 眠いのは眠いんですが
少し怖くて ねむれない。
しかしながら。
幽霊さん
私何にもできないよー
助けてあげらんないよー
お金ないし。なんなら助けてもらいたいくらいよっ!

と開き直り。
ついに眠りにつきました。
翌日も朝から 湯舟につかり
浅かった眠りを自覚しつつ
土砂降りの中
友人とキャッチアップしたのでした。
楽しかったわよ。

ゴーストツアーね。
怖いの好きなら良いかもですよ。
行ってみたい気もする。
けどな〜。

んじゃ
イケメン彼氏でもできたら
行こうかな。


だって 気味悪いもの。
シドニーってそういう 
気持ち悪い建物 
多いですよ。駅なんかもね。

好きになれない駅あるし。pubなんかも。
ロックスも 昼間でもなんだか嫌だな って
ところもあるし。

友人の留守宅に泊めてもらった
ピアモントの
出るって有名なアパートも
入り口から気色悪いし
泊まったら ラップ音だらけで
印象深いし。
怖いせいか
友人が貼り付けた
マリア様の絵が余計怖かった。
後で聞いたら
やっぱり音はするし
怖いから貼ったって。

誰もいないトイレから
はーいって 日本語で返事されたり(多分お化けにからかわれたんでしょう。おちょくられたというか。)

やめてちょうだい。
本当救ってはあげられない。よ!!
自分で なんとか しなよ!
幸せになってちょうだい。