再掻爬(さいそうは)について
先生から再掻爬の提案がありました。
ドライソケットはそもそも歯を抜いたあとの穴に
血餅(かさぶた)が十分に作られず、
骨が露出し感染した状態です。
再掻爬はこの穴の部分を人工的に出血させ、
再度血餅を作り直す、という治療になるようです。
これをやるやらないは医師によっても異なりますが、
最終手段ということでした。
やるかやらないか
再掻爬をすることでドライソケットの治りは確実に早くなるそうです。
ただ、体に負担がかかることと、
すでに感染がひどく痛み止めが効かない状況でしたので、
歯医者での麻酔も効かない可能性があると言われました。
麻酔が効かない状況で、歯が抜けたあとの穴をほじくる…
想像して涙が出ました。笑
抜歯後7日目
本日も洗浄と消毒のために歯医者に向かいました。
相変わらず痛み止めは効いても気休め程度…
歯医者に向かう途中も、再掻爬をやるかやらないかでずっと迷っていました。
しかし、一瞬で再掻爬を決意することになります。
走ったあとに激痛
この日、電車が遅れたことで歯医者の予約時間ギリギリになってしまいました。
抜歯から1週間安静にしていましたが、
このとき小走りで向かってしまったのです。
歯医者に10分遅れで到着し、
走ったことで息が上がりました。
すると…激痛…!
心拍に合わせて、患部がもう痛いのなんの…。
痛すぎる…歯医者の受付で涙が出てきました。
走ったことを心から後悔しました。
再掻爬をすぐ決意
走ったことで患部が猛烈に痛み、
そのとき、これ以上痛いことなどない。
と謎の確信が生まれました。
今痛い思いをしても血餅さえできれば、
この痛みから解放されるかも知れない…
先生にも伝え、慎重にやって頂けることになりました。
祈るような気持ちで診察台に座り、
頭の中で5年ほど前に行った伊勢神宮を思い出していました。笑
神様…痛くありませんように…
続く