少し年下の知り合いに、「私は運がいい」と「私は落ち込んだりしない」というのが口癖というか、何かあると、この2つでまとめるひとがいます。少し年下で、だいぶ派手目な、男子2人のお母さんです。
明るくて強くていいなと、私は嫌いじゃないんですが、まあまあアクが強いというか、ひとにより好き嫌いはわかれるかなあ。
あと多分向こうは私に興味なさそうで、これまであんまりじっくり話したことがなかったのですが、先日、ながれでお昼を一緒にとることになり、そしてなぜか、その人の身の上話に。
彼女、小学校に上がるくらいから、両親の離婚により父子家庭だったのですって。そして高校中退により、中卒。
生まれ育ちのガチャは、よくはない。
だけど。
お弁当とか、可愛さゼロで、ぐちゃぐちゃで、いかにも男手の出来だったけど、それでもお父さんが、頑張って作ってくれることがありがたかった。
小さいときから、自分で髪の毛を輪ゴムで一つにくくっていて、いつもボサボサだった。時々、授業参観や、遠足なんかの日には、先生が綺麗に結き直してくれて嬉しかった。
高校中退後にバイト先で知り合ったひとの紹介で、しっかりした企業に正社員として入社できて、そこでしっかりした男性に出会っていま二児の母。
自分って嘘みたいにラッキーだと思う。
いつも、嫌なことがあるときは自分じゃなく相手が悪いと思う。いいことがあったら自分は運がいいって思う。だから自分を責めて落ち込むとか、私は全くないんだよね!
と、そういう身の上ばなしでした。
お父さんの作る可愛くないお弁当に込められた愛情や、先生の小さな優しさをちゃんと感じとり感謝できる素直さ可愛さがある。
そしてきっと、10代半ばの彼女は周りの子たちが高校時代の青春を楽しんでいる中で、大人に紛れて、腐らずにアルバイトの仕事をしてたんだろうな。派手でね、明るくて、素直で、可愛かったのでしょう。
お父さんの不器用なお弁当と、髪を結いてくれた先生の話あたりで私は涙が出そうになってしまい、しかし泣くのはあまりに失礼と思い、たくさん咳払いして堪えました。
みんないろんな歴史があるんだ。
見たままじゃなく、よく知り合ってみないとわからないなと、また思ったことでした。
…そうだ、お弁当のはなしからだ。
わたしがお弁当作るの下手だという話をしていたんだ。冷食と可愛いピック頼みだと。それが子どもたちに申し訳ないんだよねと。
そこから、父子家庭のお父さんのお弁当の話になったんだ。
あの突然の身の上話は、私を励ましてくれていたのかもしれないな。お弁当は、下手でもなんでも、愛情があれば大丈夫って、そういうメッセージだったのかもしれない。
社労士学習記録
昨日と同じこれ↓



