こんにちは。

よく晴れて、少し寒い東京です。

花粉で目がしょぼしょぼ。

鼻水で鼻の下がカピカピです真顔

 

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娘の保育園に、一昨年、お父さんが急逝したお友達がいます。

2歳くらいでのお別れでした。

 

ある日のお迎え時、帰りの時間が重なった同じ方向の数人の親子が一緒に歩いていた時でした。

 

子どもたちは手をつないで歩きながら、見上げた空に下弦の月。

 

「お月さまだ!」と子どもたち。

 

大人たちも空を見上げて、下弦の月というんだよ、綺麗だねー、いい夜だねって、言いあっていると、Aくんが

 

「Aくんのお父さん、お月さまにいるんだよ」

 

月をみるといつも、Aくんはそう言うのです。

 

お母さんがそういって聞かせていて、だからAくんはいつも、お月さまを見るとあそこにお父さんがいるって言う。

 

いつもは、そうだねーって言って終わるのですが、その日たまたま、一緒にいた男の子が

 

「なんでAくんのおとうさん、月にいるの?宇宙飛行士なの?」と。

 

宇宙飛行士って言葉を知って、言ってみたいだけの4歳。

悪気はないけれど。

 

Aくんはおかあさんを見上げて、おかあさんもAくんを見つめて、

「宇宙飛行士じゃないけど…」

少し気まずい雰囲気。

 

「娘ちゃんのお母さんのお友達も、ずっとまえにお月さまに行ったんだけどね」と、私。

 

「お月さまで、Aくんのおとうさんとお友達になっているかもしれないね」

 

私を見上げるAくんのまっすぐな、少し嬉しそうで、少し不安そうな顔。

 

「こっちを見ながら、お友達に、あれがうちのかわいいAくんだよっていっているかもしれないよ。ほら!聞こえる?Aくん大好きだよってお父さんの声!」

 

うちの娘がいち早く「娘ちゃん聞こえた!Aくんだーーーい好きって言ってるよ!」と大きな声。

(娘は、ぬいぐるみの声も聞こえるので、こういうのに対し反応が早いです)

 

Aくんも、笑顔になってうなづいてくれます。

 

会話の様子を聞いていた息子が、もういいかなって感じで

 

「ねえ、下弦の月ってどういうこと?下弦の鬼とどういう関係?」

 

そこからは、鬼滅の話で子どもたちが盛り上がり、分かれ道で元気に別れて帰ってくることができました。

 

「ありがとうございました」とAくんのママさんに言われて、いえいえと返しながら苦い思い出がよみがえります。

 

もう15年も前に亡くなったのは、友達のご主人でした。

Aくんのおとうさん同様に、子どもが2歳になるかならないかの頃。

急死でした。

 

友だちには娘がいて、ちょくちょく一緒に遊んでいた15年前に、私は同じような場面を経験しています。

 

「どうして〇〇ちゃんのパパは、おつきさまにいるの?なんで帰ってきてくれないの?」

 

と友達のお嬢さんが泣くのに対し、私はそのとき返す言葉ももたず、最悪なことに不覚にも泣いてしまい、いまでも思い出すと胸が痛みます。

 

その子が求めているのは、同情ではなかったのに。

 

それから折に触れ、こういうときどうしたたいいのかを考えています。

 

あの日は、あれでよかったかな。

わからないけど。

Aくんが笑ってくれたから、よしとしようかな。

 

私の伯母もお月さまにいるよ。

優しくて面倒見のいい人だったから、きっとみんなに頼られてるんじゃないかな。

会えないけれど、お互い幸せでいたいね。

ずっと大好きなんだものね。

 

そんなことがあった、2月の月の綺麗な夜でした。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

今日は在宅勤務で!

お昼休みに更新です照れ

ではでは、また。