こんにちは。

秋らしい陽気の一日でしたね。

遅い時間の更新です。

ちょっと重め。

気分でない方は、スルーしていただけらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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亡くなりかたとして、好ましいなと思う人に西行がいます。

 

「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月のころ」

 

23歳で出家し、63歳の時に自身が詠んだこの短歌のようにして、73歳の時に亡くなったと言われています。

 

子どものころから死ぬのが怖くて、この短歌を知ったとき、ああ死がこんな姿ならいいなと、それは私の宗教学への関心を呼び覚ます一つの契機にもなりました。(よく考えたうえで、私は無宗教ですが)

 

40年余り生きてきて、だけど生き死にって思い通りにはやっぱりならないな…。

 

病気や怪我や事故も、それから、生きることを諦めてしまう日も、自分でコントロールできない部分はきっとある。

 

特に自分で選ぶ終わりは、「子どもがいるのにどうして」とか、「子どもがかわいそう」とか、言われがちだけれど。

 

もしも私が彼女なら。

 

もちろん、誰よりも子どものことは愛してる。

 

だけどそれでも、「死」が甘い誘いに見えるほどに、辛いことがあったということ。

 

悲しみは悲しみとして、そのギリギリ苦しんだ上の選択を、どうか許してくれたらいいなと思います。

 

私は40をいくつも超えたいまも死ぬのが非常に怖くて、だから自分でそれを選ぶ人は、よほど深く、暗く、重い闇の中でもがき苦しんだ末の決断なのだろうなと心情を察すると苦しいです。

 

亡くなった方、明るく優しい笑顔の、好きな女優さんでした。

こんな結果にならないとよかったのにな。

いったい、どうしたらよかったんだろう。

 

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

闇から解放されて、いま彼女が穏やかならいいなと思います。