こんにちは。

暑いですね。

 

「きせつの図鑑」デビューをした息子が、「9月は秋なのに、夏みたいに暑いね!」とにわか仕込みの知識を披露してくれますが、ホントに暑いです。

 

子どものころ、俳句かるたというものを家族で楽しんでいて、そのためか、台風の翌日にはいつも、与謝蕪村の

 

---うつくしや野分のあとのとうがらし

 

という俳句を思い出してしまうのですが、先日の台風の際はもう一つ、思い出したものがありました。

 

---野分のまたの日こそ、いみじうあはれにおかしけれ。

 

『徒然草』には、嵐の翌朝の風景や、ひとの動きの面白さ美しさが描かれていますが、私の「野分のまたの日(台風翌日)」はひどいものでした。

 

東京では主要路線が運休しているという情報が早い段階で出ていたし、この情報社会、人の口コミの正確さ、素早さたるやすばらしいものがあって、朝一番に私が思ったのは、今日は慌てて動くのはやめよう、ということでした。

 

前の晩、雨風の物音でなかなか寝付けずにいて、朝は朝で暑くて、今日は無理するような予定のない朝だから、のんびり動こう、と思っていました。

 

だって、会社に向かう途中の電車は動いていないから、多分どこかで足止めされる。

 

いままでもこんなことはたくさん経験した来たのです。

 

大雪の日、台風の翌朝。

 

一生懸命いつもどおりの時間に家を出て、結果会社に着くのはお昼前みたいなことが、これまでも何度もあった。

 

会社からも、無理せずに!と連絡が来ていました。

だから、今日はのんびり動く!決めた!!

 

はずだったのに。

 

会社の同僚たちが着々と通勤の途についていることがラインで知れていくうち、いてもたってもいられずに、結局、いつもより30分程度の遅れで家を出る自分がいました。

 

結果、途中の駅で足止め。会社に着いたのは、お昼少し前の事でした。予想通りではあります。

 

会社で、同僚たちと「真面目だよねぇわたしたち」と笑いながら、心中全然笑えないなと思っていました。

 

ずっと頭をめぐっていたのが、「野分のまたの日こそいみじうあわれにおかしけれ」。

 

木の枝が折れて草が散っているさまを眺めて、風の力を思ったり、人の動きに目をやったり、なんて、

 

ああ、まったく、そんな感慨もなく、あたふたと動き回ってすこしもあわれにおかしくない日々だなぁと、自分にがっかり。

 

 

行く必要のある人が、一生懸命に目的地に向かう姿や、本当に真面目で誠実で、なんとか早く会社に行こうとする気持ちがあるなら美しいけれど、真面目でもないのに流された自分が、不必要にザラザラして、本当に嫌だなぁと思ったことでした。

 

なんていうのんきな感想は、被害に遭っていないからとも言えますね。

 

千葉方面は被害が大きいとその範囲に暮らす知人に聞きました。

暑いさなかの停電や断水は健康にかかわりますね。

早く復旧し、普段の暮らしが戻りますように。

 

では、また。

本日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。

お天気不安定ですね。

さわやかな季節まではあと少しでしょうか。

 

◎雷が鳴ると、いそいそと雷を調べていました。楽しそうで何より。

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