きょう、小学生のころの夢をみた。
トンネルの目の前に、ひとりでいる自分。
ちょうどいまみたいに、
暑くて、空は青すぎて、
太陽の光はあまりにも無邪気で、
その光がまわりの草や木の緑をもっと輝かせていて。
さえぎるものがないくらい、
まっすぐな、なつの日だった。
だけど、目の前のトンネルの暗闇は
ずっしりと重くて、そして暗くて
ひんやりした冷たさもただよわせて
なつなんか、関係ない様子で。
なつの遠慮ないまっすぐさに、うんざりしていた自分は
そのトンネルが大好きだった。
だけど、そのトンネルには入ることができなかった。
そのトンネルは、 こうくがい だった。
校区外
親となら行ってもいい世界、
ひとりでは行ってはいけない世界。
体が動かない。
さきの世界を見ることはできる。
トンネルの黒い闇の先にも、
世界は広がっているのに。
自分で自分をおさえこんでしまっている。
それがいままで続いている。
そんな人生をなやんでいる。
そうとうなやんでいるらしい。