『良かったら、フェンスの中に入って

抱っこしてみてもいいですよ〜』




抱っこ!??




で、できない!!

どうしよう。。




どうしたらいいのかわからず、

その場でただ見てることしか

できなかった。




見かねた店員さんが大きい子を

抱っこしてみせてくれた。



『うさぎは撫でられることが

大好きなんですよ。』



勇気を出して

そっと撫でてみた。




か、かわいい。




でも、

すぐ逃げられてしまった。




『いつもと様子が違うんだよなぁ。

なんか嬉しそう!』



『今、おしっこしたんじゃない?』



え??

そうなの?

わかりません。



『あ、やっぱり!

うれしょんしてた!』



『うん、喜んでるね!』




え??




わたしに撫でられて

そんなに嬉しかったの??




人間でも気付かない

わたしの微かな女性ホルモンに

気付いたの?



あんた、

かわいいじゃん。