
四国ダートトライアル選手権シリーズ第3戦『2009MACダートトライアル』(松山オートクラブ主催)が6月7日、香川スポーツランドで開催された
エントリー台数は前戦より4台増の今季最多の44台
選手権としては、開幕戦、第2戦と同様、N1、S1、S2の3クラスが成立した
N1クラスは、なんと全日本の黒木選手とラリーストの高山選手がC53ミラージュでダブルエントリー
注目の中、第1ヒートは高山選手がトップタイムをマーク
黒木選手は5位
第2ヒートに入ると、ダブルエントリーのため出走順の早い黒木選手が、まず第1ヒートの高山選手のタイムを3秒以上上回る驚異的なベストタイムをマーク
結局、そのタイムを誰も更新することが出来ず、黒木選手が優勝をさらった
2位は朝川選手、3位は第2戦の勝者、CMSC香川の森選手、4位は開幕戦の勝者、岡選手、第1ヒートトップの高山選手は思うようにタイムが伸びず5位となった
毎戦勝者の変わるN1クラスはシリーズポイントでは岡選手がトップを守ったが、森選手が1ポイント差に迫り、シリーズ争いが断然、面白くなってきた
続くS1クラスはCMSC香川の三木選手が今季初参戦
久々のダートラにも関わらず、第1ヒートトップタイムをマーク
ここまで2連勝のチャンピオン藤井選手は3位と珍しい出遅れ!
第2ヒートは前戦2位と好調の細木選手が第1ヒートの三木選手のタイムを更新し、一瞬トップに立ったが、続く三木選手がタイムアップを果たしトップタイムを奪回、三木選手の優勝かと思われたが、最終ゼッケンのチャンピオン藤井選手が三木選手のタイムを僅かに上回り3連勝を果たしシリーズチャンピオンに王手をかけた
またS2クラスは梶田選手が昨年の大クラッシュから復帰
第1ヒートは、その梶田選手がトップタイムをマーク
ラストゼッケンのチャンピオン山田選手は自車の砂埃で途中コースを見失い下位に低迷
第2ヒートは第1ヒートの梶田選手のタイムを更新できずに進行し梶田選手の出走
梶田選手は自身のトップタイムを2秒更新
梶田選手のタイムは破られることなくラストゼッケンの山田選手が出走
第1ヒートの教訓を活かしたクレバーな走りで梶田選手を2秒上回り、終ってみれば余裕の優勝で開幕戦に続く2勝目をあげた
3位にはCMSC香川の川田選手が入賞!四駆転向後、初のメダルをゲットした
また前戦に続く優勝を狙っていた橋本選手は5位に低迷
シリーズポイントでも山田選手との差が12ポイントに広がった
今年の四国選手権シリーズは全6戦のため、今回で前半戦が終了となる
次回、第4戦は7月12日
0WLの主催で香川スポーツランドで開催される
(レポート 松原 宏)