高松城の天守閣は老朽化のため明治時代に取り壊されありませんでしたが、天守閣の基礎の石垣、天守台は残っておりました
しかし、築城から400年以上経過し、石垣の倒壊の危険度が高くなってきたことから高松市が平成19年度に解体工事を
そして、平成20年度には基礎地盤の補強工事を
そして、平成21年度から石垣の積み直しを実施していたのですが、つい最近、その工事が完了
今日が見学会でした
因みに積み直しの途中の前回の見学会
の記事もありますので、関心のある方は是非
完成した天守台は
ちょっと別のアングルから
今日は見学会ということで、この写真の右に見える橋(鞘橋)から天守台に
橋を渡り終わった所から見た天守台です
そして、天守台の方に
階段を上って石垣の切れ目から天守台の上に
天守閣の基礎部分、地下1階に相当する部分です
この天守台は、来年度、進入路や見学台等を整備して、平成25年度から一般公開される予定とのことでした
説明によると、9000個を超える石を測量機械を使用して元の位置に積み直したとのことでしたが、気の長い、そして大変な作業だったと思います
単に壊すだけなら、そして元の位置なんて考えずに積むんだったら簡単だっただろうにね
Pineが言うのも変ですが、お疲れ様でした
この天守台が、今後、数百年間は、この場所にあるであろうことを想像しながら、これまで石垣の積み直し工事を見てきたPineは歴史の証人になったような気分で完成を素直に喜んだのでした