無念の若狭路OWS | Ocean Swim Team ぱいんず☆奮闘記

Ocean Swim Team ぱいんず☆奮闘記

大阪を拠点に活動する、ディスタンススイムチームぱいんずの、オープンウォータースイムと競泳の記録!!!

2013年の夏の締めくくりのレース『若狭路OWS』
第1回大会だし、無人島を1周するというコース(上陸しないのかよ・・・)も面白そうだし、
強豪OWスイマーも出るということで、ずっとずっと楽しみにしていた。

直前まで台風15号の動向に注目が集まっていたが、
8月31日、朝起きると、台風情報は消滅、温帯低気圧に変わってる☆
朝8時に、大会が開催されるか否かの案内が出るとのことだったので、
パソコンの前でワクワクしながら待つ。
『開催します』の案内を確認し、すぐさま福井に向け、アゲアゲで出発!!

ナビに任せて、ドライブドライブ~!
なぜか、かの有名な"鯖街道"を北上!!
左手にたくさん掲げられている、鮎釣りの看板を見ながら、昼ごはんを探す。
鯖街道沿いにちょこちょこ見つかるオシャレ飯。
昼から¥20000の割烹料理屋とか見つけたけど、泣く泣くスルー・・・。
こじんまりしたイタリアンに入って、昼食。
・・・・・・なんかね、今まで食べたことないような、なんとも表現しがたいお味でした(笑)

$PASSION!!!

違うんです!今日のメインは、受付で配られるであろう、海鮮なんです!
ってことで、一目散に若狭町(?)の世久見海岸へ。
山道を終えて、海が見えるエリアまで来ると、それほど時間もかからずに到着。
小高い丘の上から見る【烏辺島(うべじま)】は、存在感があって、孤島という言葉がぴったり☆
明日はここを1周するんだ!!なんだか冒険心をかきたてられた。

$PASSION!!!

受付を済ませると、完泳してないのに、完泳酒を1本(飲めないのでzafさんに嫁に出しました)
漁師さん総出で、サザエ3個&カキ1個&あら汁を振る舞われた!
サザエは『おっきいのちょーだい!』というと、特大のを選んでくれた。
なんて優しいの!?
ここの漁師さんは、素敵でさわやかなイケメンが多くて、余生はここで・・・と思うぐらい(笑)
師匠のサザエ&カキまで食い尽くして、おなかいっぱい☆
アラを海に投げると、小魚がいっぱい寄ってくる!!!
・・・・・・強敵、アンドンクラゲも・・・・・・お前はいらん。

$PASSION!!!

民宿にチェックインして、少し休憩したあと、晩御飯を探す。
敦賀まで行くしかないね、ということに。
スーパー銭湯でゆっくりして、福井名物:ソースカツ丼を食べに、ヨーロッパ軒へ。
ミンチカツ・チキンカツ・普通のカツの乗った、盛り合わせ丼みたいなやつにした。
ハンパねぇ量(失笑)
確かに美味しかったが、オールソース味・・・飽きる飽きる!
当分ソースいらんね。

$PASSION!!!

そして、夜22時頃、就寝。

枕が合わず、寝れない・・・ってわけではなかったけど、
起きたら首を寝違えていて、左に回らない!最悪!
民宿で朝ごはんをいただき、チェックアウトして、レース会場へ。
雨。。。
ほとんど誰も立てていなかったけど、ドドンとタープを立てる。
マンサクさん&くらげ番長さん&師匠&私で、ひな壇形成。
なかなか快適だった(笑)
みんなはアップしていたが、私は何をするでもなく、佇んでいた。
ひさびさに・・・というか今年初めての、モーリーさんMC!!!
癒されるぅぅぅ~!!!
癒してぇぇぇ~~!!!
ずっと聞いていたい(笑)

$PASSION!!!

マンサクさん&くらげ番長さんが1.3kmのレースに出場された。
スタートを応援☆
でっかいスクリーンに、レースの模様が映し出されている!
泳ぎ方で、マンサクさんはわかった。
番長さんの泳ぎは、湘南でしか見たことがないから、探せず・・・。
ワンウェイのレース、泳いでる人は楽しいかもしれないが、応援組は味気ない。
そそくさと自分のレースの支度を始めた。
マンサクさんは、総合優勝!(すごすぎる!)
番長さんは、総合4位!(すごい!)
日本の40's、元気すぎるだろっ!!!
帰ってきた泳者に、波やうねりの様子を聞くが、帰ってくる答えは、
『ぽにょの樹海(くらげの大群)がすごかった!』ばかり(笑)
いやーん☆早くぽにょの樹海に迷いこみたい!!
すこしずつ天気も崩れ、海も荒れてきたようだ!
荒海好きな私としては、テンションは上がるばかり!

そこで、救急車のサイレンが聞こえてきた。
マジかよ。。。明らかにこのレースで起きた事故。
MCモーリーさんも、マイクを通して、家族や知り合いの方を呼んでいる。
うわー、頼むでぇ・・・。
スタッフが協議している。
3.8kmのレースを続行するかどうか、この話に違いない。
頼む。。。続けてくれ~!!
願いも虚しく、発表されたのは、『今をもって、イベント自体を中止します』
・・・・・・はぁ?マジかよ(2回目)。

みんな拍手してたけど、私は到底そんな気分にはなれなかった。
実行委員会的には、賢明な判断だったと思う。
きっと、この中止で、命拾いした人もいるだろう。
台風後の、うねりのある荒れた海で、距離も約3倍のレース。
自分がその立場だったとしても、開催はできないに違いない。
・・・とはいえ!
自然相手にレースする以上、危険はつきものだし、そういう意味での覚悟は必要だ。
死んだ人を責めるつもりで書くわけではないが、
その覚悟があったのか、それだけの練習を積んできたのか、それだけの素質があったのか。
それを問いたい。
トライアスロンもしかり、オープンウォーターもしかり、マラソンブームのように、
軽い気持ちでエントリーする人が増えている。
マラソンは、エイドも多いし、沿道にも人は多少なりといるし、
辛い、痛いなどがあっても、歩けばいい。止まればいい。リタイヤしたっていい。
海はそういうわけにはいかない。
これまでにも、死亡事故のせいで、途中で中止になったレースも、
その後、永遠に消滅したレースも見てきた。
死んだら、その人やその家族・仲間だけの問題じゃないのだ。
何か月も前から、町を挙げて一生懸命準備していただいた実行委員会の方にも、
参加費を払って、遠方から旅費も払ってはるばる駆け付けた参加者にも、
はっきり言って、迷惑しか、かからない。

海では絶対死んじゃダメ!!
レースは、生きるか死ぬかのスリルを味わう為のものじゃない。
自信がないなら、いきなりレースに出たらダメ!!
まずは仲間と一緒に身の丈にあった環境で練習しなきゃダメ。
そして、その上で楽しまなきゃ、何の意味もないのだ!!

自分も含めて、何かあったとき、少しでも生存の可能性を高められるよう、
普段からトレーニングを積んで、情報を集めて地域の特性を掴んで、
知識を得なければいけないのだと、今回の件で痛感した。