本城直季写真集/スモールプラネット
2006年度第32回 木村伊兵衛写真賞 受賞
本城直季写真集/スモールプラネット

Amazon.co.jp
我々が住む都市の風景をミニチュアのように撮る。
そんな本城スタイルで撮影された魔法のような景色は、見る人に少なからぬ驚きと喜びを与えてくれます。ミニチュアという虚構の世界と我々が今生きる現実世界、その間を撮影したかのような景色は、現実でのあらゆるものが人造物であることを再認識させてくれます。東京ドーム、近くにある駐車場、高速道路やプール、我々が住むこの街でさえ、人が時間をかけ作ってきたモノなのです。普段我々の目にする建造物というのははるか昔の人々にとっては、真に魔法でも使ったかのように見えるでしょう。しかし、それが常識となった今、この景色は人の行っている生産活動の凄さ、そして恐ろしさを伝えるものになってるのではないでしょうか。
世界が人造物で溢れ返っていることを思い起こさせるのと同時に、ミニチュアというおもちゃの質感が写真に表現されている。どちら同じ人工のものであるにもかかわらず普段私たちは、それらを結びつけていません。誰が東京ドームとリカちゃん人形を同じものと考えましょうか。誰が東京タワーを見て、トイレットペーパーを思い浮かべる人がいますか。トイレットペーパは言い過ぎですが、誰も同じく人が作(造)ったものなんて思いながら生活なんてしないでしょう。そんな当然のことを気付かせてくれる(思い出させてくれる)からこそ、この写真は我々に驚きをあたえるのでしょう。
少し前に興味が沸き、購入してしまいました。
でもホント、最初みた時驚きでしたね。ミニチュアなのに、あれ?違うのかな?って思い、よく見てみると映っていたのはリアルワールドで・・・・・。
よくこんな事考えれるものですね。
はぁ、凄い。(聴いた話なんですが、この撮り方だとマネーが沢山いるみたいですね。)
