「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン著 青木薫訳 | 「 Accomplishing the impossible 」

「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン著 青木薫訳

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「 フェルマーの最終定理 」

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)/サイモン シン
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皆さんは、数学に興味はあるだろうか。


数学にとりつかれた人は、今も昔もそしてこれからも多く現れるだろう。


そんな中に、そんなそりつかれた人々が夢中になってとりかかった問題というものがある。


数学の世界には、問題なんて腐るほどあるはずだ。


でも、その問題の中には数多くの天才も答えをみつけることができず、諦め、挫折、間違いを人々に繰り返させてきた超難問がある。


その一つとして数えられてたのがこの、フェルマーの最終定理である。




読んでみた手ごたえとして、内容は充実し、数学の世界を全く知らない自分でさえ、興味が尽きることなく読み終えることができた。


片っ苦しい計算は除かれ、問題の起こりから、解決までを人々の気持ちや考え、人間関係を文章中に編みこみながら話は進められている。




超難問つながりで、世界にはミレニアム懸賞問題と呼ばれるものがある。


問題に懸賞金がかけられ、解いたものにそのお金を渡す。


数学の世界とは、お金と疎遠かと思いきやそうではないのである。



1.P vs NP 予想


2.ホッジ予想


3.ポアンカレ予想(解決済み)


4.リーマン予想


5.ヤン-ミルズ方程式と質量ギャップ問題


6.ナビエ-ストークス方程式の解の存在と滑らかさ


7.バーチ&スウィンナートン-ダイアー予想



専門家ではないので、各問題の内容の詳細は語れないが、これだけの問題に、懸賞金がかかっている。


ポアンカレ予想は、近年解決されている。


純粋に数学を愛し、孤高の数学者 ペレルマンによってである。


昨年度の終りに、NHK出版の赤い表紙の書籍をはじめ、早川出版などから多数、ポアンカレ予想に関する書籍が出版されていたので、知ってる人は少なからずいるはずだ。

ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者/ジョージ G.スピーロ
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地球は丸いと思うが、本当に丸いのか。ドーナッツじゃないの?

ドーナツと球を、それぞれの表面からみて、どのようにしたら違いを認識できるのか。

(もしかしたらそれは平らなのかもしれない。)

別次元の目から見たら、この宇宙はどんな形をしてるのか。

こんな、数学とは思われないような問題を、数学の力を使って解決したのである。



興味ある方は、書店にでも行って、これらの本を手にとって見てほしい。

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