こんにちは。
食セラピスト 松尾です。

 

今回は、私が東洋医学(中医学)を

学びたいと思ったきっかけについて、

お話しさせていただきますね。

 

  体質改善から始まった「食」との出会い

 

 

私は、食に関わるようになって、もう

20年近くが経ちます。
きっかけは、自分の体が弱く、体質を

改善したいという思いでした。
 

最初に学んだのは、マクロビオティック。

某有名なマクロビの学校に通い、基礎

から学びました。

そんな中で出会ったのが、

故・山村慎一郎先生です。


のちに私が大変お世話になる先生で、

当時受けた「望診法入門講座」は、

今でも心に残っています。

 

その講座の中で、山村先生がよく使っ

ていたのが「五行の表」。
これは中医学の羅針盤ともいえるもの

で、陰陽五行という自然哲学の思想を

ベースにしたものです。

 

 

  中医学は自然哲学~五臓と色・感情の関係

 

中医学は、自然の仕組みをベースにしています。
人間の臓器も以下のように分類され、

それぞれ色や感情と対応しています。

 

  • 肝(青)→ 怒

  • 心(赤)→ 喜

  • 脾(黄)→ 思

  • 肺(白)→ 悲

  • 腎(黒)→ 恐

私の場合、肺が弱く、色白で赤みが

ない体質
五行の表を見たとき、

「まさに私のことだ」と直感しました。

 

さらにこの五行の表には、感情も分類

されています。
内臓の状態と感情にはつながりがある

とされているのです。

 

「怒りすぎると肝を傷つける」
「悲しみすぎると肺を傷つける」


中医学では、このように読み解くこと

ができるのです。

でも当時の私は、

「自分は楽観的な性格だから、悲しみ

とは無縁」と思っていました。
 

ところが——その考えは、ある体験

によって覆されることになります。

 

 

  波動測定器で明かされた「悲しみのエネルギー」

 

 

ある日、スピリチュアルなイベントに

参加する機会がありました。
そこでは、当時ほとんど知られていな

かった「波動測定器」の体験ができた

のです。
興味津々で受けてみたところ、

こう言われました。

 

「あなたは、悲しみのエネルギーをため込みすぎていますね」

 

 

 

その言葉に、思い当たることがありま

した。
当時私は週末ジャズピアニストとして

活動していましたが、実力に自信が

持てず、ストイックに練習する日々。


「理想の自分」と「現実の自分」との

ギャップに苦しみ、音楽を楽しめなく

なっていたのです。
 

まさに、自己肯定感が最も低かった

時期でした。

つまり、私は深く悲観的になっていた。。

 

けれど、それにすら気づいていなかったのです。

 


「私は楽観的」と思っていたのは、

あくまで表層意識の話。
無意識の中では、悲しみをずっと抱え

込んでいたんですね。

 

そして悲しみを抱えてしまう癖は実は

幼少期からそうだったことに改めて

気づかされたのです。

 

ここまで読んでくださった方には、もうおわかりかもしれません。

 

「悲しみすぎると肺を傷つける」

——これは、まさに私のことでした。

 

中医学って、本当にすごい。


そう感じたこの体験がきっかけとなり

私はその後、仕事を辞めて本格的に

薬膳の学校へ通い始めました。

 

 

少しとりとめのない話になってしまい

ましたが、東洋思想の中核にある

「心身一如(しんしんいちにょ)」


心と体はひとつ、という考え方の一端

を感じていただけたなら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

メルマガ配信中です!

配信は不定期ですが、心身共に健やかに過ごす為に必要なことや

これからの時代に必要なことを重点にお伝えしています。

よろしかったらどうぞ!