食セラピスト松尾です。
今回は数年前、マクロビオティック手当て法に助けられた件についてお話しします。
マクロビオティック手当て法とは、身近な食材を使って不調を改善する家庭療法のことを言います。たとえば、キャベツ、豆腐、生姜、里芋、塩など、どれもご家庭の冷蔵庫の中にあるものばかりです。
実は我が家で常備してあるものが
生姜と里芋
です。
何故かというと、数年前、うちのダンナがひっさしぶりに通風発作を起こしまして、まあ、私としては
「毎晩調子に乗って呑んだりつまんだりしてるからだろ
」
と言いたかったところですが、
その状況を容認していた私の責任でもありますので、多少申し訳ないなとも思ったわけです。
もちろんお医者さんに診ていただきましたが、
処方された薬が合わなかったらしく、さらに具合が悪くなってしまったのです。
そのため自然療法に頼るしかなく、やってみたのは
食事療法は水分をしっかり取り、水の巡り、気の巡りを良くする食材、消化を助ける食材をしっかり取り、アルコール、肉類、油脂、砂糖を避け塩分も控えめにした。(便通はもともと良い方です)
手当て法は患部(右足の親指と人差し指の間の辺り)に里芋パスタ(里芋湿布)をしてみました。
これを1週間ほどやったところ、通風はそれ以来まったく発病せず、今の今まで薬を飲むことなく改善してしまいました。
里芋、侮るべし!
私の中では里芋パスタは最強お手当と勝手に思っています。
里芋パスタのやり方は里芋を皮をむいてすりおろし、家にある適当な粉(小麦粉とかでよい)と里芋の1割ほどの生姜の絞り汁と混ぜ合わせて耳たぶよりちょい固めの硬さにしてガーゼに伸ばして患部に貼るだけです。
こんな感じです。
里芋は旬でないときは常備していませんが代わりにこんな便利なものがあります。
うちはダンナのためにもこの里芋粉だけは常備しています。
かつてマクロビオティック料理教室で
「手当て法なんてめんどくさいこときっとやらないだろう」
と思っていたのに、まさかこんなに役に立つとは夢にも思いませんでした。
いや、里芋サマサマですね
お読みいただきありがとうございます。
