さて、前回までで桜沢さんの「魔法のメガネ」に感動したところまでお伝えしました。
そこで、私は早速玄米菜食とやらをやってみようかと思ったのですが
おっと、ヤツがいるではないか。
夫です。
無類の焼き鳥好きで、ビールを毎晩飲む。スーパーの惣菜コーナーでは焼き鳥が19時45分以降にうまくすると半額になり、その焼き鳥をゲットするため夕飯後にわざわざスーパーに出かけ、冷凍庫にワンサカためる。これを日々ちょっとずつ食べるのが楽しみなのです。そんなヤツが玄米菜食と言ったら、何というだろう。
まさかのマクロビ離婚か。
やっぱり無理かな…
と思っていたある日、だんなからメールがあって
「足が痛むのだが捻挫かもしれん」と。んで、整形外科に行ったところお医者様から
「通風です。」
と。
風が吹いても痛むと言われる通風ですから、相当痛かったようなのですが、私はこの状況で、これはひょっとして、神の思し召しなのでは(*≧∀≦*)
と咄嗟に思ったのでした。
「肉をやめたら通風治るかも」
と言ってみたら、あっさりとOKしてくれました。信じられない!
しかし、いくら玄米菜食が宇宙の法則に従っていたとしても、生まれてこのかた肉を食わない日はなく、35年もそのように生きてきた私はきっぱり動物性全てをやめるのも怖かったので、とりあえず、玄米とお魚中心の和食という感じで日常の食事を変えていったのでした。
玄米はとりあえず、炊飯器の玄米モードで炊き、玄米はそこまで美味しいとも感じなかったけど、ご飯、味噌汁、野菜、魚を中心に、お酒は少し控えめにして行きました。
たったそれだけ変えただけだったのですが、だんなは薬も飲まず通風がよくなり、薬のお世話になることはそれから一度もなかったのです。
私の目に見える変化はと言えば、とりあえず体は軽くなり、体重は減りました。そして35歳女子にあるまじき健康診断の数値の悪さは次第に解消して行きました。
目に見える変化が訪れるにつれ、持ち前の、とことん追求するクセが幸いしてか災いしてか、私はそれからさらにマクロビ道をひた走って行くことになったのです。
つづく