宇宙の法則に則った食事法とは、、、、?
こんにちは、食セラピスト 松尾です。
前回まででお伝えしたとおり、体質改善を目指したら
何故かスピに縁ができて、日月神示まで読んでしまう
ことに。
【日月、陰陽のイメージ】
前回までの続きですが、ここまできてやっとマクロビオティックの
初めの一歩に出会うわけです。
マクロビといえば、なんだか今ではオシャレなベジカフェみたいな
イメージがあるかもしれないですが、時代は2005年ですから、
マクロビオティックの認知度は今よりずっと低く
とりあえずマクロビオティックのことを調べるにはまず
本を読むのが王道だったわけです。
そこで最初に読んだのがマクロビオティックの創始者である
桜沢如一さんのこの本でした。
「魔法のメガネ」桜沢如一著(日本CI協会)
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魔法のメガネ(桜沢如一著/日本CI協会)【05P03Dec16】
1,382円
楽天 |
その表紙を開くと裏表紙にいきなり
「食物の陰陽表」なるものが書かれています。
ナニコレ?
見てみると食材とか色とか味とかいろいろなものが
陰陽、中庸に分類されています。
魔法のメガネは
簡単に言ってしまうと宇宙万物は陰▼と陽▲の性質を持っていて
この陰陽の二元の調和を目指す食養法
ということが非常にわかりやすく書かれている本です。
でも単なる食事法の本ではないようで、冒頭からしてこんな感じです。
「私は、実は君たちに教えることは何もないのです。みな、君たち
の知っていることばかりです。ただ、教育というもののおかげで
、君たちの生まれぬ前から持っている、すばらしい本能というものに
多少、くもりやくるいが来ているのを注意するだけです。そこから
先は、君たちの自由。くるいやくもりがわかりさえすれば、そして
それがあらゆる不幸や苦しみのもとであることがよくわかれば、
君たちは、それを自分でとりのぞくでしょう。」
「人間が幸福な一生を送るためには、第一、強い記憶力、
第二に、正確な判断力、第三に大胆な実行力が入用です。ところが
この一と二は、実は“本能”というものの正体で、生まれつき、
いや、生まれぬ先から、みな持っているものです。そして第三(体力)
は、この本能の正体さえしっかりしていれば完全なるものです。~中略~
世間で一般に本能というのは(たとえば、食欲など)実は欲望であって
本能ではない。本能は昔の言葉でいえば精神です。欲望は時と所
、周囲の条件、生理的ないろいろの条件によってゆがめられた本能
の姿なのです。」(魔法のメガネより引用)
読んでみると、何か、本来の人の姿をちゃんと取り戻せば、生き生きとした
活力に満ちた健康を獲得することができるのだな~ということか。
ということがざっくりわかったわけで
これ、面白いんじゃない?
ととりあえず、安易に考え、まずは一冊読んでみることにしたのです。
そこからマクロビオティックを実践しはじめる長くて挫折の連続の
旅が始まるのです。
しかしこうやって今、振り返っても創始者である桜沢さんの本質を見抜く
凄さというか宇宙観に圧倒されるわけで、
こんにちマクロビスィーツだのなんだのってやたらオシャレなイメージに
なっている形だけのマクロしか知らない人には
ぜひ、読んでほしいなあ、とつくづく感じる本です。
つづく