またまた猫記事を…
この近辺のボス猫は灰白色のゴッツイ雄猫で、いっつも顔中に蜘蛛の糸やら枯葉をくっつけてのっしのっしと闊歩している。そりゃあもう目つきからして殺し屋のような顔をしており、恋の季節ともなればパンパンに膨らんだ真っ黒いおきゃん玉袋をゆっさゆっさ揺らしながら歩いている。
そんなボス、たまにうちの猫をからかいにやって来る。うちの猫は完全室内飼いの箱入り娘なので、猫の世界で言うと世間知らずの強気な娘といったところだろうか。窓越しではあるが、ボスに食ってかかる。
ボスとウチの猫の喧嘩はいつもこんな感じで、そのうち飽きたボスが去るか、夫が窓を開けてウガーっとおっぱらって喧嘩は終わる。
↓怒るウチの子と退散するボス
ボスが負けた訳ではない。私がスマホを出したからビックリして逃げただけ。人間が姿を現したぐらいではビクともしないボスである。
しかし今朝は違った。
今朝、まだ5時にもならない早朝にボス猫がやってきて、和室の窓越しにウチの猫と喧嘩を始めた。ボスが窓をごすごすごすごすと肉球で掻きまくり、ウチの猫があ〜う〜お〜うぅ〜鳴いて怒っている。ここまではいつも通りであったのだが
夫がウガーっと言うために窓を開けたら、うちの猫がギィヤァアァアー!!っと飛び出した。
ボーゼンとする夫。パチリと目を覚ます息子。庭から聞こえる猫の叫び声。ご近所も眠る午前4時半。寝起きで頭が働かない。
とりあえず庭に出て二匹をひっぺがす。厄介なのはボスではなく、世間知らずのうちの処女である。我を忘れて飼い主さえも忘れて怒り猛り狂っている。
かたやボスの方はさすが。無駄に鳴きもせず、毛も逆立っておらず、向かって来るウチの猫を冷静にしばき倒している。勝てる訳がない。
夫がそろそろと二匹の間に詰め寄ると、シャーシャー言いながらウチの猫逃走。家の裏手に回り込み、大好きな夫すら寄せ付けぬお怒り様。
ボスはその様子をじーーっと見ていたが、そのうちノソノソとどっかへ行ってしまった。
その後、約30分かけてどうにかこうにか捕獲に成功。
左耳をザクッとやられております。
あんな百戦錬磨に勝てる訳がないじゃないか。
ちなみに息子は生まれて初めて早朝の外の空気を吸い、生まれて初めて見る朝焼けにニコニコとご機嫌だった。
さあ今日も1日が始まります。

