みなさん こんにちは 家づくり大好きおじさん 相馬どえす
いやぁ。
毎日書くと決めたブログも3日目です。
3日坊主にならない様、明日も頑張りますw
さて。
「耐震について」シリーズ3回目の今日は、許容応力度計算について書かせていただきます
そもそも許容応力度計算とは何なのでしょうか?
聞きなれない方も多いかと思いますので、簡単に説明しますね
許容応力度計算とは、構造計算方法の一つで、中規模から小規模の木造住宅に対して「部材にかかる力(応力度)」が「部材にかかる応力に対して許容できる力(許容応力度・限界点)」以下におさまることを示す計算方法です。
間取りの横軸、縦軸で耐力壁の量が十分かどうかを検証するだけの「壁量計算」とは違い、建物にかかる固定荷重や積載荷重に地震などの長期荷重、及び短期荷重を想定し部材(構造部材)の内部に生じる抵抗力を計算します。
その上で、それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを検証するものです。
とても分かりやすくお伝えすると、建物の耐震性に対して、構造安全性が高い計算方法だということです。
本来、全ての建築物に対して、地震に対する安全性を確認するための構造計算が義務付けられています。
しかし、ほとんどの木造住宅はシリーズ①でご説明した、「四号特例」により義務化されていません。
ほとんどの住宅が簡略化された仕様規定(壁量計算、配置バランスの確認など)でごく簡易的な構造計算を行っています。
建築確認申請時にも計算書の提出は義務付けられておらず、設計者の裁量に任されているのが実情です。
しかし、昨日のシリーズ②で書いたとおり、その仕様規定で建てられた住宅が、熊本地震で19棟も全壊や倒壊してしまっているんです。
こういった事実があるのになぜ、未だにほとんどの住宅が許容応力度計算をせずに建てられているのでしょうか?
それには、以下のような理由があると私は思います。
・そもそも義務化されていないから行わなくても違法ではない
・住宅会社や設計士が、許容応力度計算の重要性を認識していない
・手間やコストがかかる
・許容応力度計算をするスキルを持った人材が不足している
確かに、許容応力度計算には大変な労力と時間、一定のコストが掛かります。
許容応力度計算による構造計算書は、数百枚にもなります。
しかし、それはお客様が許容応力度計算を選択されない理由になるのでしょうか?
許容応力度計算にかかるコストは、会社によって差があると思いますが、一般的には20万円~30万円ほどだと思います。
大切なご家族と一緒に何十年も暮らす住まい。
許容応力度計算の重要性を、私たち住宅会社側がキチンとお伝えしていれば、ほとんどのお客様は許容応力度計算をして欲しいと思われるのではないでしょうか。
昨日、書いた耐震等級3は警察署や消防署など、大地震の際に絶対に倒壊してはならない建築物に対して求められており、もちろんしっかりとした構造計算が行われています。
しかし、家だって絶対に倒壊してはならない建物ですよね
こんなデータもあります。
上記のサイト内には、以下の様な記述があります。
「熊本地震の被災実物件をモデル住宅として、木造住宅倒壊解析ソフトウェア「wallstat(ウォールスタット)」によるシミュレーションを行ったところ、構造計算を行った耐震等級3以外は倒壊するという結果となりました。」
とてもショッキングな内容です。
確かに、熊本地震の様な大地震が再び起こる可能性は低いかも知れません。
しかし、大切なお客様が暮らす家である以上、許容応力度計算を行い、耐震等級3を確保することは、家づくりを行う会社の責任だと私は思います。
ブレスホームでは、許容応力度計算を行う上でも、例えば地震地域係数による割り引きをしないなどの高い基準で行っています。
いかがでしたでしょうか。
またまたマニアックな内容で分かりにくかったかも知れませんが、大切な家づくりを進めるにあたり、是非とも知っていて欲しい内容なのでお伝えさせていただきました。
もっと詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせくださいね
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました
また明日も、お役にたつ情報をお届けいたします
・・・。
たぶん・・・w
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