生き写し、台湾の松たか子、バレン・スー | sh_izumiのブログ、ヨガからピラティスへアート型。

sh_izumiのブログ、ヨガからピラティスへアート型。

万年筆で絵とか描いている。
書道もがんばっます。
ヨガからピラティスへ移行。
第38回東京都障害者総合美術展
審査員等別賞受賞。

ニーハオ。
恋愛小説でーす。 
今日は長め

韓国ドラマ好きな方は多分好きな小説になるかも? 

憧れのアイドル(偶像)の瓜二つ、生き写しが
主人公の前に頼んでも無いのに突如現れ約一年間平日時をともにした話になりま~す。

では序章から
大分暗い

2014年12月31日夜
主人公砂原慶一は失意のどん底にいた。
10年以上患っている躁鬱病、一度は病状が安定し寛解し、旅行業界に再就職するも
鬱が再発生

最後に上司から

君いるだけでいいから

と人格を否定さた気がして

任意辞職

 その後は鬱を頻繁に繰り返し、精神病がどんどん悪化し和陽病院の精神科の長期病棟に年に何度と入退院を繰り返していた。
この年も11月上旬から3回目の入院をしている常態であった。
年末年始に主治医の勧められ両親のいる自宅へ一時帰宅。
 自宅へ帰宅するもほぼ一日中ベットの中に閉じこもり、唯一の心の慰めはネットに繋いだパソコンに映る 
 you-tube
にて許茹芸、バレン・スー

音楽PVをぼんやり見る事ぐらいだった。

許茹芸、台湾の女性歌手、台湾の松たか子、と呼ばれたりする。
しかし彼はかつて中国に留学して時、彼女が中華圏で音楽シーンを賑わせた初期からの熱狂的なファン。彼女の音楽CDをほぼ持っている変態野郎?

偶像崇拝者

であった。

12月31日夕方離れ離れに暮らす姉と兄も帰省し
すき焼きを囲んで一家団欒をした。
慶一は家族と話す事も無く
すき焼きを味わう事も無く

只箸を進め口に食事を運んでいた。

サラリーマンの兄が早めの冬休みをとり香港に旅行したらしくお土産として

香港の中国語で書かれたフリーペーパー

をくれた。

慶一はそそくさと食事を終わらせ
兄がくれた中国語で書かれた新聞をペラペラと
めくった。

芸能欄の小さな写真付き記事に目を奪われしまった

「許茹芸、結婚。韓国人、Mr.big」

まさか、バレン・スーが

結婚してしまうなんて、、、

しかも韓国人男性なんて、、、

信じる事が出来ない、、、

彼、慶一にとってこれまでの人生にとって

最大の失恋

だった。

慶一は新聞を閉じ、2階の自室に閉じこもり

ベットの中で

どん底状態に成り果てた。

つづく

暗くてごめんなさい。

ゆるす、ゆでる、げいにて漢字変換してみてね。

似顔絵とシングルCD付