私のキャリアストーリー3 -新卒入社編 | 『想い』をカタチにする

『想い』をカタチにする

心の『想い』をカタチにする方法をお伝えします!

私のスチュワーデスへの憧れは、

初戦で撃沈されて

大学を卒業して商社に入社しました。

丸の内ガール(古い!)になったのです。

 

入社して配属が発表されましたが、

私の配属は総務部でした。

 

営業に行きたかった私は

配属発表でガ~ンとショックを受けて、

それから1週間呑んだくれました。

 

総務部の先輩女性は良い方ばかりで

こんな最初から斜めなふてくされた新人を

温かい目で育ててくれました。

 

私がアシスタントについた男性は

とても神経の行き届いた仕事をする人だったので、

私のO型丸出しのがさつな仕事は

度々お小言をいただきました。

例えば、ファイルの仕方が汚いだとか、

線が曲がっているとか

誤字脱字が恥ずかしいとか

そればかりでなく、

化粧が濃いことや服装なども注意されました。

 

もうそのお小言が嫌で仕方がなくて

その人に注意されるのがしゃくに障るので、

なるべく注意されないように頑張っていました。

 

「三つ子の魂百までも」

ということわざがありますが、

最初の会社で得た仕事のスキルや

仕事への態度が、

それからずっと私の基礎となり財産となったのです。

あんなに嫌っていた担当の男性に

今ではとっても感謝しています。

 

自分の若気の至りが今では良く解りますが、

当時は暇さえあれば営業部に入り浸り

上司には営業に異動させて欲しいと直訴して、

今の私だったらガツンと言ってたであろう

本当にワガママでダメダメな社員でした。

 

商社に働きながら

エアラインの中途採用募集も受けました。

それでも面接で撃沈。

私のこの勝ち気で喧嘩っ早い性格は

全くスチュワーデス向きではなかったのです。

それを見抜かれてたんでしょうね。