やっぱりアホ | Jinの独り言

Jinの独り言

趣味の自転車も後縦靭帯骨化症を発症してからロードバイクが乗れなくなり、姿勢が楽なママチャリとロードバイク代わりの原チャリで走り回ってます。

富山での打ち合わせが終わり自転車を置いてある直江津に GO!


富山始発の直江津行きの電車に乗った途端に記憶がない。


そして!

誰も居なくなった車内で車掌さんが起こしてくれた。



朝方の下り坂では寒さの余りに震えてハンドルがブレて暫く乗る事が出来なかった。

その反省を活かしてユニクロへ!


ユニクロでは最新作の極暖というアンダーウエアーを購入して試着室で着替えをさせて貰った。

極暖の下には汗冷え対策にファイントラックを着込んでいる。


往路では汗冷えはしなくても気温が低すぎて低体温症になりかけた。

速乾性の高い中間着を更に購入したかったがユニクロには無かった。

大型のスポーツ店で アウトドアの中間着を購入。


『さて!帰るかぁ』


直江津の街を走り、城跡を過ぎると緩い上り坂が始まった。

国道18号線に入ると本格的な登りになる。


長い上り坂は何も考えずに坦々と走るしかない。


ユニクロの極暖は暑すぎて着てられない。

汗をタップリと吸い込んだ極暖は妙高高原を過ぎて黒姫に向かう下り坂で一挙に冷えてしまった。


コンビニのトイレで着替えをさせて貰って軽食の“おにぎり3つ”

国道18号線はコンビニが多いから低体温症になっても逃げ込む事が出来る。


長野市街まで下り坂と平坦路になる。

登りは冬用のジャージのチャックを下げて走っていた。

気温は6度


冬用のジャージの上にゴアテックスの雨具を上下着て下り坂に臨む。

それでも寒くて我慢できない。

途中でカイロを背中とお腹に合計10枚も貼ったが効果がない!


唯一 ソックスに貼ったカイロだけが効果を感じられた。


長野市街に入り雨具を脱いだ。

ここからは追い風に助けられて快調に走れた。


千曲市街から上り坂になる。

ここから軽井沢まで登り基調でアップダウンを繰り返す。


上り坂はジャージのチャックを下げて走るが下り坂は丁度いいクールダウンになる。

軽井沢の手前でキツイ上り坂になる。


軽井沢に行けばコンビニがあるから休憩をしよう!と思っていたら・・・・・。

コンビニが閉店していた。


なんと!軽井沢のコンビニは24時間営業ではないらしい。


碓氷峠のピークにあるチェーンの脱着場で新しいシャツを着て雨具を着込んだ。

ここからは高崎まで下り坂になる。


再び低体温症との戦いになる。


峠の釜飯の“おぎのや”を過ぎたコンビニで休憩をした。

暖かい店内に居座りたいが休憩場所がないコンビニだったので そそくさと出てきてしまった。


東の空が明るくなって徐々に風景は色彩を取り戻して来た。

高崎に着いた時には すっかり夜が明けていた。

高崎のマクドナルドで朝マックをして利根川沿いの自転車道に入る。


この自転車道は千葉の市川まで続いている。

ただ、店や自販機がないので自転車道で長距離を走る場合は大量の飲み物を仕入れる必要がある。

そうしないと見知らぬ町でコンビニを探すハメになるからだ。


自転車道を走っていると こんどは暑くなってきた。


さらに強烈な眠気が襲ってきた。


関宿城で休憩をしたが市川大橋に着くまでに何度か道を踏み外して土手を転がり落ちそうになった。

なんとか奇跡的に落車もせずに走る事が出来た。


市川からは国道14を走ったが車が多くて怖い!


恐ろしいほどの睡魔と戦いながら走るには国道は怖いので、遠回りになるが自転車専用レーンがある海岸の通りを走る事にした。


眠気に襲われた時はガムが効果を発揮してくれる。


それでも眠くなったら休憩をして5分でも眠れればスッキリとする。

高崎までは寒さで眠る事が出来なかったが、あとはベンチで座ったまま休憩をした時に極短い時間だが眠る事ができた。

ただ、ベンチがあっても横になると寝過ぎてしまう恐れがあったので座ったままの姿勢が丁度いいかもしれない。


夕陽が沈む頃に 無事に家まで辿り着くことができた。


無事に走り切った愛車を水洗いして油を塗ってあげた。


二日半の走行距離は800Kmを超していた。

往路は22時間、帰路は20時間。


自分の中では勲章が出来たように思える。


でも、あれほど走ったのに帰って来たら太っていたのには閉口してしまった。

書かなかったけど牛丼ばかり食べていたからかなぁ?