今回は、私の山登りの備忘録です。
毎年、この時期には友人のP子さんと登山に行きます。
コロナが流行ってからは行けませでした。
昨年は、かろうじて一泊で八方池と白馬大池へ。
今年は、以前行った燕〜常念岳〜蝶ヶ岳を3月から計画していました
計画立てていた頃は、うちのわんこ達みんな元気だし、来年は雪丸達13歳で、何があってもおかしくない年齢になるので、今年のうちだったら
という事で、今年は距離を伸ばして蝶ヶ岳までの、夜行バス、山中3泊の合計4泊5日の山旅を計画しました。
P子さんは、いつもより一泊多いのは不安があること、早期退職して体鈍ってしまうという事で、6月からジムに週4日通ってました。
いよいよ、出発まで1週間になった時、伽羅の調子が悪くなりました
そして、母がコロナになりました。母はワクチンを一回も打っていないので、心配です
まず、母
姉がごく初期に対応したので、軽くてすみそうです。
姉も、うちにわんこ達のお世話に来てくれることになりました。
そして伽羅
ステロイドの薬と食事療法。低ナトリウムの療養食なので、体重に合わせ、
伽羅は⒋1cc生理食塩水添加します。
先生に相談したら、「病院で預かりますから、安心して行ってきて下さい」と言ってくれました。
みんなのおかげで、山に行ける事になりました
7月29日(土)夜、電車で竹橋の毎日新聞社へ。
その後、11時ごろ出発の夜行バス、毎日アルペン号で中房温泉まで。
7月30日朝5時半中房温泉着
朝ごはん食べて、いろいろやってたら、6時40分。
やっと出発
北アルプス3大急登と言われる合戦尾根ですが、ちゃんとベンチがある、登りやすいルートです。
夜行バスは結構揺れます。どこでも寝られる私ですが、少々寝不足です
普段、仕事でよれよれですが、久々の北アルプスにワクワクしてます。
急登、汗だくになりながら登ります
ちょっとゆっくりペースですが、10時20分ごろ、合戦小屋につきました。
P子さん、まだ来ませんが、先にスイカいただきます
ここの小屋の名物はスイカ。
汗だくの体に染み込みます。
ここで1時間ちょっと休んで、更に今日の目的地の燕山荘までむかいます。
1時間半くらいで到着
ガスってきてしまいましたが、日差しはあります。
素晴らしい景色が広がっています
まずは山男の像とカンパーイ🍺
後ろに燕岳
すごい汗かきましたが、上に来たら涼しいです。
コマクサの群生地
コマクサは、砂礫帯に、コマクサだけ群生します。花が咲くまで10年かかるそうです。
イワギキョウ
イルカ岩
イルカ🐬みたいですよね。
後ろに槍ヶ岳が見えます
P子さんも来ました。
小屋の夕食
この日は、疲れていたので、早めに8時前には寝ました。
31日、3時半起床
食後、すぐ出発できる様に準備しておきます。
朝日を待ちます。
朝日に槍ヶ岳が光ります。
本当にきれいで、言葉も出ません
朝日もきれいです
今日も頑張ろう!って気持ちになります。
今日は、常念小屋まで、槍ヶ岳と穂高の山々を見ながらの稜線歩き。
距離はそれなりにありますが、気持ちのいいルートです!
5時26分に燕山荘出発
写真に見えてる稜線歩いて来ました。
P子さんが見えます。
途中、ちょっとした鎖と梯子があります。
この辺りは、ちょっと細い稜線で気をつけて歩きます。
槍ヶ岳バックに
ウサギギク
ミヤマコゴメグサ
夏雲ですね。
午後にはガスってしまいそうなので、小屋にお昼ぐらいに着きたいです。
左側から、雲に隠れて穂高〜大キレット〜槍ヶ岳
途中、大天荘で1時間ぐらい休みました。
花を見たり、
途中熊を見たて焦ったり
そんなのんびり山歩き。13時半ぐらいに常念小屋到着
到着ビール🍺
ちょっとぬるくて、泡少なくちょっと残念
でも、今日もお疲れ様でした。
明日の山行に備えましょう!
小屋の夕食
夕食は、どこも美味しいです。
夕食後夕日を見に外へ出ました。
雲が多くて、こんな感じ
この後、P子さんとミーティング。
実はP子さん、昨日上りの途中から調子下がってました。
胃が張ってしまってぱんぱんで、今日はほとんど食べてません。
コースタイムもだいぶ遅れてしまいました。
私が待つのは、プレッシャーになってしまうとの事で、殆どそれぞれ単独行動になっていました。
今日も5時間半のコースタイムの所、休み含めて9時間半ぐらいかかってしまいました。
明日はアップダウンの多いコース。コースタイムも5時間40分。
無理すれば歩ける。と言いましたが、無理していく所ではありません。
学生時代、P子さんと私は1週間のテント泊で北アルプス縦走を計画しました。
その時も同じような事があって、彼女は体調良くなくて、その時は初日、登り始めたばかりだってので、彼女は帰り、私は分担していた荷物を受け取り、1人テント泊でその後北アルプス縦走を続けた。という事がありました。
彼女、それを覚えていて、
また同じことになる。と気にして無理しようとしていたらしいのです。
無理して事故になったら大変です。
予定変更して、明日下山する事にしました。
私は山に順応できて、初日の登りの筋肉痛もなくなり、調子が上がっていただけに残念。
でも、今回は学生時代とは違い、一緒に下山します。
次の日
槍穂の景色を目に焼き付けて、いよいよ下山です。
下山道は、沢筋です。
途中、暑くなると、沢の水で手を冷やして、また気合い入れます
ゴロゴロした石や木の根で足を捻挫しない様に気をつけて、
足プルプルしそうですが、3時間半、コースタイム通り歩けました。
ゴールです
今回の登山は、久々の縦走、山岳事故も多いので(実際、同じルートで、滑落事故や体調不良で死亡事故やレスキューありました)、
レスキュー保険入ったり、ポール買ったりしました。
幸い、どちらも使わずに山登り楽しむことができました
また行きたいです
毎日のわんこ達の散歩は、わんこと私の健康のもとですね。(縄跳びも続けよう…)
日々衰えていく筋肉を維持しないと