タイムマシンがあるなら、○○に戻りたい。とか、行ってみたい。とかあると思います。

 

私は、2011年11月2日に行きたいです。

 

この日は、実家の父にわんこ4匹(ひな、雪丸、みぃちゃん、櫻)を預けて、母と映画を見に行きました。

 

実家には、大ちゃんと、実家に行った百福もいて合計6匹楽しそうでした。

もうすぐ1歳になる4匹の子どもたちはやんちゃ盛りでした。

 

映画の内容は、よく覚えているのですが、映画を見終わって、実家に帰った時からの記憶はごちゃごちゃ。

 

父が庭に出ている隙に、雪丸と櫻は 台所の床に置いてあった天ぷら鍋の油を飲んでいました。

他の4匹は、何もしていなかったのですが、好奇心の塊の雪丸、その後を着いて行く櫻はいつも一緒でした。

 

大量の嘔吐。ほとんどが油でした。

 

すぐに病院へ行きましたが「吐いているうちは、何もできないので様子を見てください。」とのこと。

 

吐けば良くなると思っていたのに、よくならず、

何回か病院に行ったり、電話したり。。。記憶はごちゃごちゃで、よくわかっていません。

 

よくならず、夜中中苦しんで。苦しんで。苦しんで。

電話したけど、「朝連れてきてください」 と言うことで 2匹とも病院へ朝一で行きました。

 

あまかった。ほんとうに、考えが及ばなかった。。。。

病院で治療すれば、よくなると思っていました。

 

結局、体の大きい雪丸はなんとか助かったけど、

 

一番小さかった櫻は助からなかった。 

 

 今でも、はっきり覚えているのは「体温が下がっています。このままでは。。。」 震えながら急いで駆けつけたけど、

間に合いませんでした。

 

その後、雪丸も背中の皮膚が半分以上壊死して2ヶ月以上入院。3回の皮膚移植の手術をしました。

 

 

すべてが、後悔でした。

 

預けなければよかった。動物好きの父もすごく心を痛めてしまって。。。

自分にもう少し知識があれば、無理にでも点滴お願いしただろうに。

後手後手としか思えない治療。

飼い主にしか分らない体調の変化の重大さを獣医に伝えられなかった。。

 

戻れるなら、11月2日に行って、わんこ達、お留守番させにいく。

 

 

 

 

昨日まで、元気に走っていた子を、あんなに苦しませて逝かせてしまって。。。

 

11月4日は、櫻がお星様になってしまった日。

きっと、小さなお星様。

 

あれから、9年、雪丸達は、もうすぐ10歳だよ。 

 

 

毎年、とってあるしっぽの白い毛と、お腹の黒い毛を出しては、なでてみる。

とっても、きれいな直毛。 だって、一番毛吹きがよくて、きれいな子だったから。

9年もたったから、普通に見られると思ったけど、やっぱり涙でよく見えない。

 

ごめんね。櫻、めそめそ母さんで。。

今日は一日こんなだったけど、明日は、元気になるからね。