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三回忌追悼企画 蜷川幸雄シアター2「身毒丸 ファイナル」を鑑賞。

予定していた日に鑑賞できなくて、どうなることかと焦りましたが、最終日に滑り込めました。
良かった〜。

全国10館、1日1回上映、1週間限定ととてもハードルが高い企画でした。

最終日のみ上映開始時間が25分早くて慌てましたが、その分早く帰宅できたので助かりました。

今まで映画鑑賞した中で1番小さなスクリーンだったのではないでしょうか?
50席くらい?

それでも圧巻の一言。

本日は、藤原竜也さんデーだったようで「シレンとラギ」の上映日でもありました。

しかも上映時間が「身毒丸」と被っているという悲劇。

しかし被っていなくともハード過ぎて2作品も鑑賞できませんが。

「身毒丸」はやはり特別ですね。
始まった瞬間から作中に引きずり込まれてもう逃げられない。

藤原竜也さんが男の子っぽくもあり、男にしか見えない時もあり、非常に中間的な揺らぎを感じさせてくれました。

目が見えなくなってからの表情や仕草がとても幼く感じられた。
すごく可愛らしい顔なんだなぁと改めて思ったり。

この作品が素晴らしいのは、トータルの勝利なのでしょうかね。

戯曲、演出、衣装、音楽、歌、美術、照明全てだと思うけど、圧巻は白石加代子さんなのではないかと。

白石さんが素晴らしいから藤原さんもあそこまで素晴らしかったのだろうなと。

藤原さんは、14歳であの戯曲、演出、お相手白石さんなんて、ある意味究極な気がします。

もうこれ以上はないかなと思う。
これが初めてなんて、恵まれているのか、逆に不幸なのかすらわからない。

ある意味、蜷川さんは罪作りなお方ですね。

初舞台であの世界観を体験したら、あとどうしろと言うのか。

でも、次は唐十郎という恐ろしさ。
蜷川さんの罪作りは確信犯だろう。

藤原さん初演の「身毒丸」も観たいなぁ。

作品に対する感想もあるのですが、去年観た「身毒丸 復活」と感想に違いがあるかな?

今はどっぷり作品世界にいるので、感想もまとまっていないから、明日以降にします。

すっかりあの世界にやられてしまって、しばらく現実に戻って来れそうにありません。