夢の中の森深く 46 | アラフィフおたく主婦の自分ビジネス挑戦ブログ

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大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」最終回、観ました。

一応、ハッピーエンドかな。

OPテーマ曲無かったですね。
ラストでバーンと流すのかなと思ったけど違いましたね。

色々、不平不満も言いましたが、作品としての感想より何より、藤原竜也さんが帝にキャスティングされた理由が最終回にあって良かったなと。

散々、けったいな演出に度肝を抜かれていたので、この為のキャスティングなんかな〜?と不安もあったのです。

やはり、演出に関してはもう少しやりようがあるのではないかと素人の無責任な感想としてあります。

それでも、私にとっては藤原さんの帝はとても魅せられました。
放っておけないし肩入れしまくりで惹きつけられました。

世界観も衣装もセットも凄いし、期間も長く規模も大きいこのような作品に、帝は難しい役柄であったと思いますが、藤原さんが演じてくれて良かったなと思いました。

平幹二朗さんがお亡くなりになり、長期間の作品に関わる大変さも感じますが、だからこそなお、最後までつとめられて良かった。

最終回を見届けられて良かったと物語の内容とは別のところで深い感慨がありました。

ストーリーとしては、私は早々に新ヨゴ国が水没するとネタバレしていたのでショックではありましたが、帝のあの衣が水底に沈んでいく様はさぞかし美しいだろうなと妄想していました。

それ前提の衣装デザインなのかとすら思っていました。

水にのまれるシーンはありましたが、水底に沈んでいくシーンはありませんでしたね。

私の頭の中の妄想大河ファンタジーではあったのですがねぇ。

当初は聖導師が帝に殉死するのかなと思っていたら前回あんな事になってしまい、狩人のモンが最期まで側に控えてくれていましたね。

誰もいなければ、妄想お世話係で乳母の私がお供しようと思っていました。
1人で逝かせはしませんよ。

残念なのは、どう見てもタルシュ帝国が一番強い国に見えない。
鎧や兜とかおもちゃみたいに見える。

王の槍、狩人、カンバル兵、ロタ兵、新ヨゴの将軍とか全部いい感じなのに残念です。

藤原さんファンだから贔屓目で見てしまうのかも知れないけれど、帝とニノ妃とても絵になります。

第7回の王宮から出て行けと言うところも、バックショットの2人が立ち雛のように美しくて、きちんと2人の並びも考えて衣装デザインされていたのかなと感心します。

主人も熱心に観ていて、私が第7回を観ての感想で帝はニノ妃の事気に入っているからと言ったら、そうなん?とか言うのです。

私 
「好きだから負け戦になったら危険だから王宮から逃げろという意味やろ?今回の事は、モンのガカイに告げたセリフで真意が伝わるけど、大抵は何のフォローもなくて帝がただのけったいな人にしか見えないのがもどかしい」

主人
「あはは、せやな。けどチャグムの事をあんな邪険に扱ってる」

「帝は神と崇められているのにチャグムに自分にはない力があるのが怖いねん」

主人
「怖いの?」

「初回でチビチャグムが父上が変わったのは夏至の儀式の頃からって言ったけど、あそこワンシーンでいいから普通のとまでいかなくても円満な父子関係の様子を挿入しておけばいいと思わん⁉︎じゃないと最初から息子を邪険にしてるみたいやん?」

主人
「せやな」

かなり熱心に観ているのに、主人は上記のような認識です。

私が新ヨゴ国サイドに重点置いて観すぎなだけかな。

主人公はあくまでバルサですものね。
綾瀬はるかさん、本当に良かったです。
他の役では、可愛らしい声に喋り方だけど、バルサはかっこよくて頼り甲斐があって包容力もあった。

作中、数多居る男性登場人物蹴散らす勢いで一番かっこよかった。

演出について色々言いましたが、最終回の空が暗くなり風が強く吹いているところ、王宮の上空の渦、いつもは綺麗な滝の勢いが増している様に心拍数が上がるのを感じました。

ずっと不穏な大気が映像から感じられて怖かったです。

みんな早よ逃げな!
何悠長に喋ってんの〜って、ドラマなのにドキドキ。

来週から観るものがなくなって寂しいです。