モールをぼーっとしながらプラプラ歩いて、

疲れて、ふと店内の鏡に映った自分を見て驚く。

 

「ばーちゃん?!びっくり

80代の母にそっくりな老女がいた。

 

いやいやいやいやこれはいかん(笑)

 

完全オフの顔。。。

 

周りの人に素敵に見せる気も

さらさらない。

情けなし(^-^;

 

 

しわしわ よぼよぼ よれよれ くたくた

がたがた ぼろぼろ ずたずた よろよろガーン

 

50代半分をいつの間にか越えてしまっていて、

あれ?

もうアラフィフって言っちゃダメ?

と気づく。

 

 

でもね。

 

それでも私は大丈夫だった。

どんなに老いぼれても

 

私にはにーちゃん(夫)が居るんだから!

 

老けたくらいで

にーちゃんが私を見捨てることはない!

という自信があった。

 

私は安心して(油断して)

暮らしていたんだ。

 

 

若いだけでちやほやされていた時代もあったけど、

歳をとった私には何もない。

 

でもにーちゃんがいればそれでよかった。

 

にーちゃんがいない私には

もう何の価値もない。

 

 

長音記号2何でもないようなアンケートを書こうとして、

『家族構成』でつまずく。

 

配偶者なしに〇をつけるのをためらう。

書きたくなくなって丸めて捨てた。

 

長音記号2勧められて作ろうかと思った

新規のクレジットカードの審査に初めて落ちた。

 

ああそうか。

今まで夫の力で私はカードを作っていたんだ。

ずっと夫の付属品だったんだ。。。

 

長音記号2名義を聞かれて、え?と思う。

そうか、普通はここで夫の名前を言うんだ。

 

「あ、名義も私です。」

 

長音記号2営業トークで、

「今度はお休みの日に是非ご主人さまと一緒に

いらしてください」と言われる。

 

長音記号2知り合いに久しぶりに会って少し話して別れる時、

「ご主人さまにもよろしく」と笑顔で言われる。

 

 

ひっかからなくていいことに

未だにひっかかる。

 

生きにくい。

しんどい。

 

夫が居て当たり前の世の中を

生きてきた。

周りに夫が居る前提で

接されてしまう。

 

 

慣れたつもりでも、時々

あれ?どうして私には夫がいないんだろう?

ってなる。

 

未亡人2年目。

まだまだだな。。。

踏ん張れ私!グー