1年て長いのか短いのか・・・

よくわからないね。

 

とうとう。

この日が来てしまった・・・という感じ。

祥月命日

この言葉は、このブログで知りました。

 

朝から例のご近所のママ友が来て、

お線香あげて40分ほど色々話して

帰っていきました。

 

その後整形行って。

寒くなったせいか、なかなか治らない。

股関節の痛みは減ってきたけどその分

腰の痛みが強くなってきた。

 

 

それから、息子と会食代わりに、

お昼を食べに行きました。

会食代わりといってもそんなすごいお店とかじゃなくて

普通のチェーン店

 

 

夫と病院帰りにいつも寄っていたお店が閉店して

大戸屋になっていたけど、

まだ行ったことなかったので、

 

行ってみました。

 

夫が生きてたら絶対

「行ってみようよ!」ってすぐ

行ってたはずなので。

 

そこにしました。

 

夫の話をしながらゆっくり食べました。

 

 

 

帰りにお供え用に果物と和菓子を買って。

お供えして。。。

後は家でのんびり過ごしました。

 

 

youtubeでお経を流そうと思ったけど、

大好きなアーティストさんのDVDの方が

喜ぶかな?と、

 

ずっとそれをかけてます。

 

きっと座椅子にのんびり座って見てるね

この方がにーちゃんらしくていいね。

 

 

『しんみりしちゃうのはご主人は好きじゃない

だから法要はしなくていい

死人にされた方が浮かばれない』

 

という、

ミディアムさんが言った言葉を

信じて。

 

 

でもどうしても思い出してしまう。

去年の今日は

早朝まだ暗いうちに病院に呼び出され、

命が尽きるまで病院待機。

 

眠くて疲れて頭がぼーっとして、

 

何で家に帰れないんだっけ・・・

帰って布団で寝たい・・・

 

何待ち?

 

ああ・・・死ぬの待ちなのか・・・

死なないと帰れないのか・・・

 

脳がバグりそうでした。

精神的にもきつかった。

 

死んでほしくないのに。。。

まだかなー?

え?何待ってるんだっけ?

その繰り返し・・・

 

という状態が何時間も続いて

別室でずっと待たされて・・・

 

最後は会わせてもらえたけど。

 

2週間一切の飲食ができなかった夫は、

別人のようにがりがりになってしまっていた。

 

 

苦しそうで辛そうで

それでも笑顔で

えーん

久しぶりに私たちに会えたのを

喜んでくれて・・・。

 

 

この日は毎年毎年、

あの光景を思い出して、

辛くなるんだろうな・・・

 

お願いしていた葬儀屋さんに来てもらって、

そのまま葬儀屋さんの霊安室に引き取ってもらった。

 

 

この時間にはようやく家に戻れた。

やっと辛い日々が終わった・・・という

安堵感すらあった。

 

辛い日々はこれからだったのに。

 

その時は、

ああもう枕元にスマホを置かなくていい。

病院から電話が来ることは無い。

 

ゆっくり眠れる。とすら思った。

倒れこむように眠った。

 

 

翌日からは気が狂いそうな日々だった。

心が張り裂けそうとは

こういうことなんだと知った。

 

 

何も・・・

何も終わってなかった悲しい

 

 

 

 

あれから1年・・・

1年経ったんだね・・・

 

よく気が狂わずに生きてきたね。

にーちゃんがいない日々を。

私は1年も生きてきたんだ。

 

よく頑張ったね。

でもまだまだこれからも、

・・・

ずっと続くんだね。