こんにちは!
パンとシフォンケーキのお教室 pina pan の せんば ひなこです。
前回はクープナイフの替刃は実は男性用のシェービング用の替刃だった…という
なんとも驚きのお話をさせていただきました。
今回は、替刃の色々な穴にホルダーを通してみた実験結果や
日頃からパンを作り慣れているパン教室の先生やお友達に聞いてみて得た情報を
共有しようと思っています。
さあ、替刃の穴に通してみよう
まずは替刃の穴の確認からしていきましょう。
私が持っている替刃には中央の丸い穴以外に6箇所あります。
①と⑥、②と⑤、③と④と中央の丸い穴からの長さは同じで、左右対称になっていました。
ということは、左右対称の穴にホルダーを通してみればいいのか!と、色々と通してみましたよ。
- ①と⑥の場合
- ②と⑤の場合
- ③と④の場合
左右対称の穴にホルダーを通してみたところ、刃の傾斜(角度)がそれぞれ違うことに
気付きました。
②と⑤の穴に通した場合が一番傾斜が緩くて、③と④の穴に通した場合が一番がきつかったんです。
我ながら、この段階では、「だから、なに?」っていう感じでした。
この刃の湾曲があることで、クープを入れるのに何かしらの違いがあるのかを知らなかったからです。
2通りの使い方があるらしい
聞くところによると…
クープナイフって、「刃の湾曲」と「刃を入れる角度」を変えることで2通りの使い方が
あるらしいんです。
①エッジを立たせたい場合
刃が湾曲(弓なり)しているクープナイフを、パン生地に対して45°の角度に寝かして
挿入する
②模様を入れたい場合
刃に湾曲がなくまっすぐのストレートなクープナイフを、パン生地に対してほぼ90°の角度で
挿入する
そんな使い方があるようです。
ということは、今の私は①よりな使い方をしたいから、刃が湾曲していた方がいいのねと
思ったのです。
刃が湾曲している、角度がきついほうがいいのかな…と思っていた矢先…
色々なパン教室の先生や、日頃からパンを焼いているお友達にも聞いてみました。
「クープナイフの替刃、どこの穴に通してる?」
先を曲げると湾曲度が増す!
日本語になっていますかね?(笑)
クープナイフのことを聞いた時に、みなさんがお持ちのクープナイフを見せてくださって。
ホント、ありがとうございます!
そうしたらね。ある先生がこんなことを言われました…。
「ホルダーの先を曲げるとね…刃の角度が…」
ん?ん????
ホントだー!!←ひとりで驚いてるけど、なに??
…ということで検証してみました
まず、買ったそのままのホルダーの先はこちらですね。
はい、まっすぐですね。
それをね…先をちょいっと曲げるんですよ。
(折れないから大丈夫です。ゆっくり曲げれば曲がりますよ)
この状態で、上で試した3パターンで替刃の穴に通してみたら…
- ①と⑥の場合
- ②と⑤の場合
- ③と④の場合
なんだか、ビックリ!湾曲度が上がっているではないですか!
そして、みなさんのクープナイフのホルダー(最初から刃がくっついてるのもあるけど)を
見せていただくと、ホルダーの先が曲がっている率が高かったような気がしました
うーん。湾曲すればするほどいいのか、どうなのか…
まだまだわかりません
でも、色々試してみて、自分なりのベストな方法を探してみたいと思います。
次回は?
このクープナイフの替刃について、色々な方にお伺いした時に、
お手入れ方法も合わせて聞いてみたんです。
なぜって?
私、毎回、普通に中性洗剤で洗っていたのですが…サビちゃいまして。
まあ、私のお手入れが悪かったんですけどね…
どうやってみなさんがお手入れをしているのかを次回はご紹介する予定です。
今秋、ハードパンコースレッスン開講!