結論
Cのミネラル塩が胃腸管を刺激しにくいという主張はエビデンスがない。

Cのミネラル塩類を摂取する場合、Cとミネラルの両方がよく吸収されるので、メガドーズの場合、Cに付随するミネラルの投与量を考慮することが重要である。

Na付加では血圧上昇の恐れあり。
Ca付加ではMg不足の恐れあり。
Mg付加ではお腹を下しそう。

ヘレン・ソウルの言うように、”ディスカウントストアに行って、一番安いCを大量に買え”でOK。

結論  
1)バイオフラボノイドを含むビタミンCの生物学的利用能は通常のCと同程度かやや劣る。

2)Ester-C®は通常のCと同等(メーカーが宣伝するような6倍の効力はない)。

3)パルミチン酸アスコルビルは、皮膚に塗布する場合は通常のCよりも良い。
しかし、経口摂取では消化管内で容易にCと脂肪酸(パルミチン酸)に分解されるはずなので意義が乏しい。

4)リポゾームCは通常のCより吸収率が良いかもしれない。しかし値段が高すぎる。

5)値段の一番安いCを大量に摂取するのが一番効率的。