January 2011

「たった一行」で思いどおりに仕事を動かすメールの書き方・返し方/芦屋 広太
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メールを書くのに時間をとられまくっていると思う今日この頃。なるべく電話でパパッと終わらせようと思うが、やはり何人かで情報共有するためにはメールが有効。でも複数人に送るとなるとやはり文面は気を遣う。そうすると自然と文章が冗長になり、結局ポイントがぼけたイマイチなメールになっている気がする。

そういうわけで、省エネでもポイントをとらえたメールを書く秘訣を。。。と思って借りてみた。しかし、この本のタイトルにある、「たった1行」で、というのは結構ウソで、わりと長い文章を書いている例文が多かった。まぁでもTIPSはいくつかあったので忘れないように記しておく。

・文章ではなく、項目立てて箇条書きに。目的、事実、理由、推測等を分けて書く。
・相手を動かすためには相手にインセンティブを与える。(相手の上司に相手の働きが耳に届くようにする。これを頼めるのは××さんしかいないと○○さんも言っていたetc)
・何でもやらせようとする相手には一言、相手の義務に言及してやんわりと釘をさす
・無理な依頼を了承してもらうには、大義名分と、相手がそれをした時のメリット、それをしなかった時のデメリットに言及
・角を立てずに断るには、相手の立場にたって理由を添える(eg かえってご迷惑になる。素晴らしい提案で自分はやりたいが、当社は貴社の先進的な考えについていけていない。etc)
・YESを言わない相手に決断を促す際には、残っている課題を浮き彫りにし、それが解決されればYESと言わざるを得ないようにする(○○が解決されれば次のステップに移ることができるという理解でよろしいでしょうかetc)
・また次も手伝ってもらうためには、相手の上司に相手の働きについて褒めてもらうように頼む

例文がたくさん載っていたので結構使えそう。しかしそんなことしていたらやはり時間を食うので、こういう文章がスッと出てくるようになるといいなぁ。。。毎日70件くらいメールを受取り、30件くらい返信を書いているが、なかなか。定型文登録でもしておくかぁ笑